ママからまたビッグな「お小遣い」 鳩山兄弟、84億円を今度は何に使うのか

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   民主党の鳩山由紀夫元首相と無所属の鳩山邦夫元総務相が、親族からそれぞれ約42億円も贈与を受け、その使い道に注目が集まっている。小沢一郎元代表らの集団離党を受けて、政界再編がらみの可能性はあるのか。

   母親の安子さん(89)から月1500万円もの資金提供を2人が受けていたことが2009年に発覚したときは、「子ども手当」と皮肉られた。このときは、6年間でそれぞれ10億円ほどもの「お小遣い」が出たが、今度はそれをはるかに上回っている。

政治部関係者は、新党結成には否定的

親離れはいつ?(2010年撮影)
親離れはいつ?(2010年撮影)

   12年7月2日に公開された前年の所得・資産補充報告書から、2人がそれぞれ42億円ほども贈与を受けていたことが分かったのだ。そのうち、ブリヂストン株が100万株の時価18億円、現金が24億円になり、選挙区にある事務所の土地なども含まれていた。

   ブリヂストンでは、創業者の長女である安子さんが大株主になっている。新聞などでは、株などはすべて安子さんから贈与されたと報じている。鳩山由紀夫氏の事務所では、取材に対し、「親族から」とだけコメントしている。

   10年2月の資産公開では、由紀夫氏と邦夫氏がそれぞれブリヂストン株を350万株、375万株を保有していたことが分かっており、そのままであれば、今回の贈与を受けて、2人はそれぞれ少なくとも100億円近い資産を持っていることになる。

   2人が1996年に民主党を結党したときも、安子さんから今回に匹敵するぐらいの資金提供を受けたとされている。消費増税法案について、由紀夫氏は反対票を投じ、邦夫氏は採決を欠席しており、今回も、新党結成など乾坤一擲の大勝負に出るつもりでもあるのだろうか。

   由紀夫氏は、橋下徹氏率いる大阪維新の会に関心を示している。しかし、事情に詳しい政治部関係者は、新党結成には否定的だ。

「政界再編のキーマンにはなりえない」

「安子さんは高齢ですから、相続時のトラブルを避けるなどのための『生前贈与』をしたのではないですか。鳩山由紀夫元首相は、民主党を離党しないと言っていますので、お金を使う必要もありません。そもそも、この局面では、由紀夫氏らによる新党結成は考えられませんね」

   ただ、由紀夫氏らの潤沢な資金については、群がる政治家も多いのではないかとみる。

「由紀夫氏は首相を辞めてから、不規則発言を繰り返しています。ですから、お金を出していなければ、鳩山グループは維持できず、とっくに見捨てられているでしょう。お金を持っているから、由紀夫氏は強みがあるんですよ」

   集団離党することになった小沢一郎元代表らは、新人議員も多くて懐事情が厳しいとされており、政治部関係者も「小沢氏らは由紀夫氏の資金に頼りたいでしょうね」と言う。

   とはいえ、由紀夫氏は、民主党に残ることにこだわり、小沢新党に参加することに難色を示している。一方で、民主党は、政党助成金の恩恵で金にそれほど困っていないといい、実際、消費増税に反対したことで由紀夫氏を党員資格停止処分にする見通しだと報じられた。政治部関係者は、結局のところ、由紀夫氏は政界再編のキーマンにはなりえないとみている。

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