何重ものおむつが「床ずれ」作る 「医療と介護」で52回目の研究会

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   「医療と介護の不思議」をテーマにした「癒しの環境研究会」 (高柳和江・代表世話人) が2012年 7月 7日、東京で開かれた。クウエートで小児外科医だった高柳さんが帰国し、日本の病院環境の貧しさに驚き、1994年に医師ら病院関係者、建築家、デザイナーらと改善をめざして立ち上げた研究会で、52回目になる。

米国ではベッド周りの環境改善

    6 人の講演者のうち、京都の排泄ケア情報館「むつき庵」代表の浜田きよ子さんは、寝たきり患者の褥瘡 (床ずれ) は何重ものおむつで圧を高めて作っていることが多く、原因を正さない体位変換やエアマットでは効果が薄いこと、ベッドの背上げも床ずれを招いていることを指摘した。また、足を動かしやすいおむつの当て方や、簡単に外せる新タイプのおむつも紹介した。

    病院建築が専門の中山茂樹・千葉大学大学院教授は、患者にとって病院は「なじみのない空間」で、院内で迷う患者が多いことを報告した。建築にも一因はあるが、医師や看護師が「レントゲン」「おしっこの検査」と指示しても、院内の看板は「放射線検査室」など組織名表示だったりすることが多い、との指摘だ。

   高柳さんは、米国の病院を例に、ベッド回り環境をもっと考えるべきだと訴えた。米国の病室では医療器具はほとんど収納式で、患者から隠れている。家族用の机や椅子、ベッドやソファがあり、患者はテレビや空調は自分でコントロールできる。また、近年は、物入れがたくさんついたオーバーベッドテーブルが普通になっている。患者が絵や小物などで好きに壁を飾れるようにもなっている。最近はナースステーションでなく、廊下の一角にパソコンなどを置いたナースコーナーで患者を見守る病院が増え、やはり廊下に、職員のための朝の喫茶店を開くところも多い。

   雑誌『文芸春秋』の連載「患者よ、あなたに透析は必要か」で反響を呼んだ椎貝達夫医師は、腎臓病の進行を遅らせ、人工透析導入を遅らせる独自の保存療法を説明した。

(医療ジャーナリスト・田辺功)

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