「金持ち父さん」はやっぱりしたたかだった 会社倒産しても「個人資産」はがっちり確保

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   ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキ氏(65)がアメリカに持つ会社が倒産した。金儲けの方法を知り尽くしたはずの同氏の会社がいったいなぜ、とネットで注目を集めている。

   米メディアでは、同社は、2012年4月に裁判所から約2400万ドルの支払い命令を受けていて、「個人資産を守るため」の計画倒産ではないかとも囁かれている。

「個人資産を守るため」の「計画倒産」?

   ニューヨークポスト紙はじめ海外メディアが2012年10月10日(現地時間)に伝えたところによると、キヨサキ氏の経営する会社の1つ、「Rich Global LLC」(リッチ・グローバル)が連邦倒産法第7章の適用を申し立てた。これは、日本で言う破産申請に相当する。

   1997年の発売以来、世界中で2600万部以上を売り上げた『金持ち父さん貧乏父さん』を代表作に持ち、「金持ちになる方法を知り尽くした男」としてセミナーも支持を受けてきたキヨサキ氏の会社が破綻。まさか、資金繰りに詰まってのことでは――との推測がネットを駆け巡り、「これから何を信じればいいの…」といった声も出た。

   しかし、真相は別のところにあるようだ。「個人資産を守るため」の「計画倒産」との見方を、海外投資情報を幅広く発信するサイト「Market Hack」が12日に示し、「これは教科書どおりの処置」と書いた。米フォーブス紙も12日、「戦略的なビジネスの選択」と表現、同様の向きは海外メディアに複数ある。

   実は、リッチ・グローバルは12年4月に米地方裁判所から、「Learning Annex」(ラーニング・アネックス)と同社社長に2400万ドル(約18億円相当)を支払うよう命じられていた。このラーニング・アネックスは、キヨサキ氏が無名の時代から、セミナーのアレンジをはじめとするプロモーションを担当し、「金持ち父さんブランド」をつくりあげた会社の1つだ。キヨサキ氏が正当な報酬を支払わなかったため、訴えを起こしたという。

もう1つの会社で事業継続

   つまり、キヨサキ氏は2400万ドルを負債として「踏み倒す」ために、リッチ・グローバルを「計画倒産」させ、自身のビジネスは別の会社「Rich Dad Co」(リッチ・ダッド)で引き続きおこなう、というのが大半の見方のようだ。

   この考えを裏付けるかのように、リッチ・ダッドのCEO、マイク・サリヴァン氏は、10日、ニューヨークポスト紙の取材に対して、こう話している。

「ラーニングアネックスの焦りや苛立ちは分かる。リッチ・グローバルには数百万ドルしか残っていないし、金を会社の外から持ってくるのは無理だ。ロバート・キヨサキ氏とその妻キム・キヨサキ氏の個人資産から金を引き出すことはできない」

   なお、米サイト「Celebrity Net Worth」の試算によると、キヨサキ氏の個人資産は約8000万ドルと目される。投資での収入があるほか、現在もセミナーなどで活動し、10社ほどの会社の経営もしている。フォーブス紙によれば、ほとんどのビジネスはリッチ・ダッドを通じておこなわれていて、リッチ・グローバルが倒産しても痛くもかゆくもない状況のようだ。

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