女性ファッション誌の落ち込みは深刻 CanCamも販売部数3年前の半分以下

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   講談社が2013年3月26日、女性ファッション誌「Grazia(グラツィア)」と「GLAMOROUS(グラマラス)」の2誌を、7月6日発売の8月号をもって休刊すると発表した。

   出版不況と言われる中で、女性ファッション誌にも厳しい風が吹いている。販売部数は軒並み右肩下がり。「CanCam」(小学館)などの有名誌でも、3年前と比べて半分以下になっていた。

37誌のうち販売部数が増加したのは5誌のみ

   2誌の休刊の理由について、講談社は「順調に部数を伸ばしてきたが、近年はその数が減少し、12年春にリニューアルを試みたが期待した成果を上げられなかった」(グラツィア)、「市場規模を拡大できず、特に近年は目標値を達成できなくなった」(グラマラス)と説明する。いずれも部数の低迷が背景にあることをうかがわせる内容だ。それに伴う広告収入の減少を指摘する報道も出ている。

   実際、abc協会の「雑誌レポート」(発行社レポート)によると、グラマラスの販売部数は報告が開始された09年上期の9万2171から右肩下がりで、12年上期には4万7250と6割を割り込んでいた。

   問題は今回休刊になった2誌だけではない。女性ファッション誌全体の部数の落ち込みも深刻だ。「雑誌レポート」は女性ファッション誌について、対象年齢をティーンズからヤングアダルトに限ると37誌の情報を掲載している。このうち11年下期から12年上期にかけて販売部数が増加したのは5誌のみで、それ以外は軒並み1~2割ほど減らしていた。

   こうした傾向は長期的なものだ。3年前にあたる09年上期との比較をとってみると凋落がさらに顕著にわかる。たとえば、「CanCam」(小学館)は23万5659から11万5777と半分に。「S Cawaii!」(主婦の友社)にいたっては14万8065から5万7311と4割を下回るまでに減少していた。

講談社「雑誌の担う役割も変わらなければなりません」

   インターネットの普及や活字離れにより、出版不況と言われるこのご時勢、講談社については雑誌の全てが赤字という説も一部にはある。広告料金が高いともてはやされた女性誌もそのあおりを食っているということだろうか。

「女性誌のみならず雑誌を取り巻く環境は、少子高齢化社会の到来やインターネットの本格普及など、大きな変動が押し寄せています。それに伴い、必然的に雑誌の担う役割も変わらなければなりません」

   講談社は2誌の休刊を発表した文章の中でこのように述べ、やはり今回の休刊は女性誌だけに留まる話ではなく、雑誌と言うビジネスモデル全体が変革期にきていることを示唆している。

   同社では2誌の休刊を機に、3 年後、5 年後を見据えた「新しい雑誌ビジネス」の開発にも取り組む「新雑誌研究部」を立ち上げるとし、既存の女性誌4 誌については、「デジタルコンテンツ開発」「通販(eコマース)」「商品化ライセンス」「イベントビジネス」「海外版権」「スピンオフ出版企画」等の多面的展開を拡充させていくという。

   広告中心で稼ぐのではなく、雑誌の「ブランド力」を強化・活用してお金が稼げるウイングを広げたいというわけだ。

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