連載終了の理由は「ある権力からの勧告」? 小学館「スピリッツ」掲載漫画がまた物議

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   漫画「美味しんぼ」の「鼻血描写」問題に揺れる、小学館「ビッグコミックスピリッツ」だが、他の連載作品でも物議を醸している。

   長尾謙一郎さん作の「クリームソーダ シティ」という連載が、未完のまま突然終了したのだ。長尾さんが「ある権力からの勧告を受けて終了」などと語ったことで、「何があったのか」と騒ぎになっている。

作者「身、引きちぎられる思いです」

   「クリームソーダ シティ」は、東京・渋谷のスクランブル交差点で演説中の政治家を銃撃、死亡させた青年2人組、皇(コウ)先輩とTAKO介(タコスケ)が、ホームレス風の男に飛びつかれた後に姿を消した。2人が消えた先は、「クリームソーダ シティ」という楽園だった――というストーリーだ。小学館の公式サイトでは、「この世のどこかにあるであろう理想郷の存在を読み解いてゆく虚実入り交じる幻惑の楽園譚」と紹介されている。

   「スピリッツ」では2013年9月から連載が始まり、14年2月には単行本第1巻も発売され好調だったのだが、14年5月12日発売号で悲劇は起きた。

   目次を見ると、「クリームソーダ シティ」に「最終回」のマークが付いているのだ。長尾さんの「今作はある都合により、未完という形で連載を終了することになりました。身、引きちぎられる思いです」とのコメントが掲載されている。

   最終回は、皇先輩とTAKO介が楽園から唐突に東京に引き戻され、ホームレス生活に転落してしまった。所持金も尽き、絶望した皇先輩は原宿のラフォーレの屋上に…という内容だった。

   皇先輩が涙を流し「もう、この世に未練はない…」とつぶやく最後のカットの横に、「誠に申し訳ありませんが、諸事情により『クリームソーダ シティ』は、今号の掲載をもって最終話とさせて頂きます。ご了承ください。ご愛読、ありがとうございました」と最後のあいさつが書かれている。

編集部は「長尾さんのコメント、全く心当たりない」

   漫画関連のニュース配信サイト「コミックナタリー」は5月12日、長尾さんのコメントを紹介した。それによると、連載の終了は「ある"権力からの勧告"」によるもので、「"権力の勧告"に関しまして、詳細は私からは申し上げられません」という。

   ツイッターでは、作品のファンが「クリームソーダシティの最後、悲し過ぎる…」「美味しんぼよりクリームソーダシティが急に打ち切りになったほうが問題」など、嘆きの声を上げている。政治家が銃撃されるという内容や、首相のキャラクターを「ウンコ」「奴隷」呼ばわりするシーンもあることから、「政府からの圧力か」と邪推する人もいる。

   14年4月1日から2日にかけて、長尾さんが

「真の創造(げーじつ?)は『数字』も『言語』も超越したものでなくては ならない。『言語』って、かんたんに言うと『政治』『常識』『道徳』じゃん? つまり『言語』を超えるってことは、いわゆる『善悪の彼岸』に立つってことなんだけど、、、、、そいつは、この国では許されてないってことらしい」
「政治が『創造』を許さないということは、つまり市民に『虚無』を推奨してるってこと。『虚無』とは人間のロボット化の意味。全体主義の形成にはもってこいってわけだ」
「徹頭徹尾オリジナリティを追求すると、 今や『善と悪』の倫理を超えざるをえない。 しかし、この社会ではそれを許してもらえない状況に、今やいる」

というツイートを投稿していたことも、憶測に拍車をかけている。

   一方、「意味深な終了理由も含めて作者のネタで、本当はただの打ち切りでは」との見方もある。

   連載終了はいったいどういう事情で決まったのか。小学館のスピリッツ編集部に問い合わせたところ、驚くことに「長尾さんがどんな意図でコメントを出したのか、心当たりがなくて…」と困惑している様子だった。編集部としては、通常通り最終回を迎えたという認識だったそうだ。長尾さんに真意を確認するべく連絡を取っているが、5月13日14時現在、まだ捕まっていない状況だという。

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