野々村県議は氷山の一角だった 兵庫県議の「切手大量購入」続々が意味する疑惑

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   政務活動費として切手を大量購入していたのは、野々村竜太郎兵庫県議(47)だけではなかった。

   2014年7月9日に兵庫県庁で会見した丸尾牧兵庫県議(49)は、2011年度と2012年度で10人の県議が切手を大量購入していたとする独自調査の結果を報告した。

「使途を裏付ける証拠資料の添付が必要」

   丸尾県議は9日のブログでも問題について触れている。これによると、2011年度、2012年度で切手を購入していることが確認できたのは10人で、購入費は合計約400万円にのぼるそうだ。

   金額が少額だった議員については「大きな問題はないだろう」とする一方、中には年144万円分、年121万円分を購入していた議員もいた。2013年度に切手代として約176万円分を目的も明かさぬまま支出していた野々村議員と並ぶ高額支出だ。この2人はいずれも自民党議員で144万円の議員は「広報費」、121万円の議員は「政策の郵送費」としていたという。

   県議が大量に切手を使用する機会といえば県政報告の発送が考えられるが、その場合は郵便局の料金別納制度を使うのが一般的だろう。一枚一枚切手を貼る手間が省けるだけでなく、金券ショップで現金化するなどの不正を疑われるリスクもなくなる。

   丸尾県議は自民議員2人の説明について「虚偽ではないと思います」としたが、大量購入は問題だとし、

「使途を裏付ける証拠資料の添付が必要です。2人は共に年度末に切手を大量に購入しており、繰越は認められないので、年度内に切手を使い切ったのかどうかの確認も必要です。野々村議員の支出だけではなく、兵庫県議会全体の検証が必要です」

と訴えた。

ホリエモン「みんな詐欺師だな」

   日刊スポーツの記事では、野々村県議に議員辞職を迫っていた県議が約70万円分を購入していたことや、選挙区内の複数の郵便局で10万円ずつ分割購入していた議員がいたとも紹介している。

   この「告発」は話題になり、インターネット上は呆れ声で溢れかえった。

「呆れた。他にもいるのかよ」
「10人で号泣オーケストラですかね」
「そういう『ライフハック』があったんだろうねぇ。むかしから」
「税金が足りないんじゃなくて議員の懐に入ってるだけなんじゃねーの」

   投資家の山本一郎さんも「なんか凄いことになって来たな」、元ライブドア社長・ 堀江貴文さんも「みんな詐欺師だな。秘書給与詐取疑惑のときみたいに」とツイッターでつぶやいた。

   切手大量購入の問題は、野々村県議による政務活動費の不正使用疑惑の一環と見られていたが、同じ県議会から他に何人も見つかったことで事態は深刻となった。疑惑の目は兵庫県議にとどまらず、全国に向けられることとなった。

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