午前4時、ネットで「死ね」のつぶやきラッシュ 憂さ晴らしで誰かを罵らずにいられない人たち

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   ヤフーが興味深いデータを発表した。ツイッターで1か月間にツイートされた言葉を解析し、1日のなかでどんな言葉がどの時間帯に投稿されているかを示したのだ。

   正午には「お腹すいた」、17時には退勤する人が多いためか「帰ろう」、といった言葉がツイートのなかで最も多くの割合を占めている。一方で驚きの結果もあった。午前4時のナンバーワンワードが、なんと「死ね」だったのだ。

ネット上で騒動起きると、当事者のツイッター探して悪口

深夜にネガティブな書き込み、していませんか
深夜にネガティブな書き込み、していませんか

   ヤフーでは2014年2月の総ツイート数を分析し、その結果を7月16日に発表した。ツイートが最も少ない時間帯は午前5時で、夜22時にピークとなる。またつぶやかれている言葉にも、時間ごとに特徴があることが分かった。例えば「疲れた」という言葉の使用割合が最も高いのは17時となった。こうしたことから、利用者の「感情の推移」を探るという。

   各時間帯のツイート全体のなかで、使われている割合の高い語句を「代表的ツイート」として、時間ごとのトップ5を一覧で示している。朝6時は「明るい」「眠い」などが並び、ランチタイム後の13時だと「満腹」が1位だ。就寝前の人が多いと見られる夜23時の首位は「1日お疲れ」となっている。

   深夜になると、少々様子が変わってくる。「『もうだめ』や『ダメだ』などのネガティブ系ワードは2~4時台にピークとなることが多い傾向にある」との分析結果が出ているが、顕著なのが午前4時。1位のワードが「死ね」なのだ。常識的に、相手に投げつけるべきではない言葉である。

   インターネット上での罵倒や中傷は、今に始まったことではない。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、10年ほど前から急速に普及したブログについて言及した。一般利用者が開設したブログに「死ね」を含む心ない言葉が書き込まれていたと振り返る。その時間帯は「夜中から明け方にかけて多かったと記憶しています」。

   夜中にネットにアクセスした人が、掲示板やまとめサイトで何か騒動を見つける。そこで「憂さ晴らししてやろう」と騒ぎの当事者のブログやツイッターアカウントを探し当て、悪口を浴びせる、という流れだ。最近では東京・池袋で「脱法ドラッグ」を吸引した後に車を暴走させて死傷事故を起こした男のフェイスブック(現在は閉鎖)に、非難の書き込みが殺到したといわれている。

殺伐としたコミュニケーションを「よし」とする風潮

   「号泣県議」として悪評をかった元兵庫県議も、「罵倒」の対象となっている。ツイッターには「恥さらし。早く死ねばいい」「早よ死ねすぐ死ね」との言葉が並ぶ。元県議の不始末が問題視されているのは確かだが、だからと言って「死ね」を連呼するのは行き過ぎの感が否めない。

   こうした書き込みをする心理について井上氏は、「相手には明らかな落ち度がある。自分は何も悪いことはしていない。自分にとって有利な立場だからこそ、ヤジ馬根性で『何か言ってやろう』と思い立つ。相手にダメージとなる最も簡単な言葉として『死ね』が出てくるのではないでしょうか」と推測した。

   同時に、「ネット掲示板では以前、ある種の殺伐としたコミュニケーションが『よし』とされる風潮があり、それが悪い形で残っているのかもしれません」と指摘。ネットなら知らない相手に遠慮なく思ったことを吐きだして構わない、との「空気」もあり、面と向かっては言えないような言葉を平然と叩きつけている可能性もある。

   だが、ネットは今や社会インフラといえるほど普及した。利用者が増大しているツイッターの書き込みは、街中で会話しているのと同義になりつつある。それでも最近、ツイッター上で「口論」となり、「おまえこそ人間のくずだ。死ね」と暴言を吐いた中野区議が辞職した。「売り言葉に買い言葉」でつい書き込んだのかもしれないが、代償は高くついてしまった。井上氏は「しかるべきマナーが求められるべきだ」と注意を促す。

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