IP電話の乗っ取り、名指しされた「レカム」が反論

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   IP電話の「乗っ取り」が相次いでいるなか、調査した情報セキュリティー会社から 「乗っ取り」の原因が「IPビジネスホン AI‐900」にあると、名指しされた販売会社の「レカム」が反論した。2015年6月25日に「当社に関する一部報道について」を公表し、事実関係を含め、見解を述べた。

   情報セキュリティー会社のネットエージェントは、被害にあった会社を調査したところ、レカムが3月上旬~4月初旬まで販売した「IPビジネスホン AI‐900」を利用していたと、原因を特定。「主装置がインターネットに公開されていた」「初期パスワードのままで、かつ、初期パスワードがホームページに公開されていた」ことなどの理由をあげていた。

   これに対して、レカムは「発生内容や原因等について公表されているが、その内容は当社への調査や取材はなく、調査サービス会社独自の見解であるものと認識している」としたうえで、事実と異なる点があることや、ホームページにAI900の操作マニュアルが掲載されていることや初期パスワードがマニュアルに記載してあることについて、「他の通信機器等でも一般的にみられる」などと説明している。

   レカムによると、「AI‐900」を使った被害件数は74件、被害総額は約5000万円にのぼる。これまで「AI‐900」を利用している会社は特定できており、被害についても個別に対応してきた。現在、引き続き原因究明と再発防止に注力しているが、「原因や不正アクセスを行った者は特定できていない」としている。

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