高木復興相、「パンツ泥棒」疑惑再燃 地元紙が捜査関係者の「証言」を掲載

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   高木毅復興相(衆院福井2区)が否定し続けてきた「下着ドロ」疑惑が、地元紙の手によって蒸し返された。

   当時の捜査関係者が「事実は事実」などと証言したというのだ。民主党は、この新情報を追及材料にしたい考えだが、高木氏は引き続き「報道されたような事実はない」と全面否定。野党にとっては攻め手を欠く状態になっている。

  • 高木毅復興相は引き続き「パンツ泥棒」疑惑を否定した(写真:AP/アフロ)
    高木毅復興相は引き続き「パンツ泥棒」疑惑を否定した(写真:AP/アフロ)

福井の地元紙が1面トップで報じる

   高木氏の疑惑は2015年10月15日発売の「週刊文春」「週刊新潮」10月22日号の記事で明るみに出た。両誌では、「被害者の妹」や「被害者の知人女性」の証言を根拠に、高木氏が過去に地元の福井県敦賀市の民家に侵入して女性の下着を盗んだと指摘していた。

   これに対して高木氏は10月20日の会見で「そういった事実はございません」などと否定。そのまま疑惑はうやむやになるかに見えたが、16年1月13日になって地元紙の「日刊県民福井」(中日新聞福井支社発行)が1面トップで新事実を報じ、疑惑が再燃することになった。記事によると、当時の福井県警の捜査関係者が匿名で「事実は事実」と証言したのだ。

   事件が起きたのは30数年前で、高木氏は「市内の女性宅のベランダで、下着を持っているところを通報で駆けつけた敦賀署員に取り押さえられた」という。女性が被害届を出さなかったため逮捕はされず立件もされなかったが、当時敦賀市長だった父孝一氏(故人)が現場周辺で「迷惑をかけた」と謝罪した、とも伝えている。文春、新潮は窃盗被害後の捜査で高木氏の犯行が明らかになったと指摘しているのに対して、「県民福井」は高木氏が「取り押さえられた」と報じている。仮に文春、新潮、県民福井が報じた内容がすべて正しいとすれば、高木氏は複数回にわたって犯行を重ねていた可能性が出てくる。

   だが、高木氏は引き続き疑惑を否定している。1月15日午前の参院予算委員会では、民主党の石橋通宏議員がこの問題を追及した。

   高木氏は「記事は読んだ」としながらも、「報道されたような事実はない」と疑惑を改めて否定した。石橋氏は、

「この捜査関係者が嘘をついている、ということでいいのか」

と念を押したが、高木氏は、

「職務上守秘義務を負う『元捜査員』なる方の証言があるということだが、いずれにせよ、報道されていることについて、そのような事実はない」

と繰り返した。文春、新潮、県民福井に抗議したり法的措置を講じたりする可能性についても、

「まさに復興・発災から丸5年。大事な節目なので、今はその復興大臣としての務めを果たしていく、それが私の責任だと存じている」

と、10月と同じ答弁を繰り返した。

「当時の記録は県警にも残っていない可能性が高い」

   任命権者としての責任を問われた安倍晋三首相も、

「大臣は全くそんな事実はないと、ここで明確に述べている。その上で、しっかり復興大臣として復興の加速化に全力を尽くしてもらいたい」

と高木氏をかばった。

   石橋氏は、

「我々は追及していくので、しっかりと説明責任を果たしてもらいたい」

と「次の一手」を予告して質疑を終えた。ただ、「県民福井」は「当時の記録は県警にも残っていない可能性が高いという」とも報じており、物証がないという点では文春・新潮と同じだ。今後、野党がこの件を攻撃材料にできるかは未知数だ。

   2015年度の補正予算案は16年1月14日に衆院を与党などの賛成多数で通過し、審議の舞台は参院に移ったばかり。衆院では「無風状態」に近く、政府・与党は1月20にも参院で可決・成立させたい考えだ。

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