「そもそも、あややって誰?」の世代間「断絶」 「物まね」前田健さん急逝で浮き彫りに

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   お笑い芸人・前田健さんが44歳の若さで急逝したことを受け、多くのメディアは前田さんについて、「あやや」こと松浦亜弥さん(29)のモノマネなどで知られる、と紹介していた。

   モーニング娘。の妹分として2001年にメジャーデビューした松浦さんは、瞬く間に人気者になった。前田さんはそんな松浦さんのモノマネで大ブレーク。当時はバラエティー番組に登場しては、お茶の間に笑いを届けていた。

  • 最後の更新となった4月24日のツイートには続々と追悼コメントが届いている(画像は前田健さんのツイッターのスクリーンショット)
    最後の更新となった4月24日のツイートには続々と追悼コメントが届いている(画像は前田健さんのツイッターのスクリーンショット)

テレビCMで共演を果たした過去も

   前田さんは19歳で渡米。米マンハッタンのブロードウェイセンターで約4年間、ダンスと歌を学んだ。1994年に帰国するとタレント活動を開始し、一人芝居や女性シンガーのモノマネを披露してきた。そんな中で始めた松浦さんのモノマネは、人気に火が付くきっかけとなった。

   モノマネ番組やバラエティー番組に度々登場し、2004年にはセガのCMで本人と初共演も果たした。ニューハーフタレントのはるな愛さん(43)が「エアあやや」として口パクのモノマネでブレークした2008年以降は、2人で「Wあやや」として共演することもあった。

   テレビ露出が減った後は、振付師や映画監督、俳優などの活動に主軸を移していたが、「あややのモノマネ芸人」というイメージは今もなお、多くの人の中に残っている。

   訃報が届いた2016年4月26日、ネット上には

「まえけんの、あややのモノマネとかほんとに好きでした。。。」
「そういえばめっちゃ昔はあややとまえけんの区別ついてなかったな...」
「まえけん本当ショック...小学生の頃あややのものまねみてケラケラ笑ってた」

と、松浦さんのモノマネに絡めた追悼コメントが相次ぎ寄せられた。

   しかし一方では、10代とみられるツイッターユーザーから

「前田健さんって言われてもピンと来ない...」
「まえけんって話題になってるけど、野球のマエケンじゃないんだね。誰だろ?」

といった声も上がっている。

「とうとうあやや知らない世代が出てきてるのか...」

   それどころか、

「そもそも、あややって誰だっけ?」
「ごめんあややが分からない」
「弟に『あややのモノマネ芸人』って言っても知らないしまず松浦亜弥自体が誰か分かってないもんなぁ」

などと、モノマネされていた松浦さん本人さえ知らないという当事者の声や報告も。

   これには「とうとうあやや知らない世代が出てきてるのか...」「あややが通じない世代が普通にいるって聞いて震えてる...」と、ジェネレーションギャップを感じた人々が騒然となっている。

   松浦さんの全盛期は2000年代前半。「LOVE涙色」「桃色片想い」「Yeah! めっちゃホリディ」「The 美学」など次々ヒット曲を飛ばし、NHK紅白歌合戦には2001年から6年連続で出場した。だが、2000年代後半は新曲リリース枚数が減り、09年の「チョコレート魂」を最後にストップした。

   2011年、4年前から子宮内膜症の診断を受けていたことを公表し、13年には「w-inds.」橘慶太さん(30)と結婚。同年12月のイベント出演をもって事実上の活動休止に入った。14年には第1子となる女児を出産し、現在も目立った芸能活動はみられない。

   すでに全盛期から10年以上経過し、ここ数年露出がないことを考えると、松浦さんを知らないという若者がいるのも不思議ではない。

   ただ前田さんに関しては、人気アニメ「プリキュア」シリーズでエンディングテーマのダンスの振付を担当していたことから、「プリキュアの振付師」として把握していた若い世代も少なくなかったようだ。

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