「客」の捜査員に豚の生レバー提供し逮捕 「焼いて食べて」が通用しなかった理由

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   神奈川県警の捜査員が豚の生レバーを提供した居酒屋に客を装って内偵捜査していたと報じられ、ネット上で話題になっている。

   「裏メニュー 毎週水曜日 焼いて食べてください」。産経新聞報道や県警などによると、捜査員が2016年4月27日に容疑者の男(36)が経営する横須賀市内の居酒屋に入店すると、出された店のメニューにこう書いてあった。

  • 生でも食べたい人は多い?(写真はイメージ)
    生でも食べたい人は多い?(写真はイメージ)

「裏メニュー」として提供

   捜査員が書かれたことについて「何か」と聞くと、店員は、「豚の生レバーです」とはっきりと答えたという。その後、生レバー1皿が運ばれてきたが、しちりんやコンロなど焼くための器具は出されなかった。捜査員は、生レバーは食べていないとしている。1皿は600円だった。

   3月に匿名のメールで情報提供があり、それをきっかけに県警が内偵捜査を進めていた。

   そして、6月15日水曜日の夜、経営者の男は市内の自宅にいるところを食品衛生法違反の疑いで浦賀署に逮捕された。この日は、「裏メニュー」の日になっており、店に行こうとしていたところだったのかもしれない。毎週のように自らのフェイスブックで裏メニューの宣伝をしており、この日も正午ごろに同様な書き込みをしていた。

   男は、中心部まで火を通していない豚の生レバーを捜査員に提供した疑いが持たれており、容疑を認めているという。店の客に健康被害があったことは確認されていない。

   また、神奈川県警は「内偵捜査」について、おとり捜査ではないと説明している。

   豚の生レバーは、厚労省が15年6月に店での提供を禁じている。それから1年が経っているが、警察が摘発したのは全国でもこれが初めてだった。

   ネット上を見ると、生レバーは依然人気があるようで、「美味いんだよな」「食べられないのかと思うと残念」といった声が多い。真偽は不明だが、「裏メニュー」がある店を知っているという書き込みまでいくつかあった。

保健所への通報なし

   今回は、生レバーを焼く器具が客に出されなかったため、摘発につながった。器具さえ出せば、客が生で食べても「自己責任」となるとして、未だに提供している店もあるのだろうか。

   横須賀市保健所では、J-CASTニュースの16年6月16日の取材に対し、こう話した。

「そのような実態があるかについて巡回で見つけるのは難しく、豚の生レバーについての通報もこれまでに1件もないです。牛の生レバーが2012年7月に店での提供を禁じられた後も、通報が1件ありましたが同業者からでした。客が通報しないのは、生レバーが食べたいのに、食べられなくなってしまうと考えるからではないでしょうか」

   今回のことも保健所には通報がなく、16年3月に警察から連絡があって初めて知ったそうだ。警察からは、捜査に入るので調査は控えてほしいと言われ、店には立ち入らなかった。

   豚の生レバーを食べることについて、横須賀市保健所ではこう言う。

「E型肝炎になる確率が高く、やはり危険です。脳まで侵す寄生虫もいるとされ、妊婦が食べれば流産にもつながります。牛のレバーも、寄生虫の話は聞きませんが、食中毒を起こす細菌が残っている可能性があります。今回のことがきっかけになって、広くその怖さが伝わってほしいと願っています」
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