バレエ女性講師「指切断」は氷山の一角? 見学男性7割に「危険な予感」

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   東京都渋谷区のバレエ教室で2016年7月6日、女性講師(24)の親指を工具で切断したとして、警視庁は生徒の男(41)を現行犯逮捕した。

   事件は他のバレエ教室にも衝撃を与えている。東京都内のバレエ・ヨガ教室の講師の1人は6日午後、「おぞましい事件が起きてしまいました」とブログを更新した。J-CASTニュースは、ブログを書いた本人にバレエ教室の実態を取材したところ、バレエ教室をめぐる恐ろしい実態が浮かび上がった。

  • バレエ教室をめぐるトラブルとは
    バレエ教室をめぐるトラブルとは

金づちとノミで親指を切断

   事件は、6日午前8時40分頃、渋谷区の雑居ビル地下1階の教室内で、自称整体師の男が、女性講師の首を絞めて気絶させ、右手親指の第1関節から先を金づちとノミで切断した疑いがある。

   警視庁の調べによると、男は「昨年8月から練習の時間を教えてもらえないなど、嫌がらせをされた」と供述している。2014年11月に教室に入会し、トラブルを続けたため教室側に参加を拒否されたという。まだ、はっきりした動機は分からないが、なんらかの恨みを持っていた可能性がある。

   そもそも、41歳の男性とバレエ教室を結びつけたのは何だったのだろうか。

   実は、男性がバレエ教室に通ってトラブルになるケースは少なくないようだ。

「レオタードを着て見てもらいたい」と来る男性

   この事件を受けて、都内のバレエ・ヨガ教室の女性講師は6日午後、

「実際に教室を始めてみて問い合わせ、見学、体験等の男性のうち7割は危険な予感がする方でした」

と、ブログでつづった。ブログによれば、「結果として、男性の入会を禁止せざるを得ないバレエ教室は多くあります」と語った。バレエを学ぶために来る「普通の方」も3割いる一方、「不純な動機で来校する男性」が後を絶たないという。

   この講師は、続けて

「このような事件はバレエのトレーニングに真摯に取り組んでいる男性にとっては迷惑極まりない話です」
「バレエを好きな人が不自由なく思う存分バレエをできる環境をつくりたいだけなのに なぜシンプルにいかないんでしょうね。きっと私だけでなくバレエを愛する多くの人が葛藤していることでしょう」

と書き込んだ。

   この女性講師に、J-CASTニュースはあらためて話を聞いた。ブログにある「不純な動機」とは何なのかについては、「男性はレオタードを着ないのが普通だが、『自分もレオタードを着て見てもらいたい』と来る人も多い」と話した。

   また、この講師の教室でも以前、男性生徒を歓迎するためにホームページの目立つ場所に「男性もOK!」と書いていたが、不純な動機の男性が多くなり、消したのだという。その代わり、「Q&A」欄に「男性でも受講可能ですか?」「常識的な判断のできる方であれば、もちろんどなたでもご入会いただけます」と明記すると、「不純な動機で来校する男性はほとんどいなくなりました」という。

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