2024年 4月 26日 (金)

五輪開会式の日に「尖閣へ大挙中国船」 「よりにもよって今日かよ!」

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   沖縄県の尖閣諸島周辺の接続水域に、中国船が200隻以上侵入したとして、外務省は2016年8月6日、東京の中国大使館公使に抗議した。

   外務省の発表文によると、中国海警船舶6隻(うち外観上武器を搭載しているのは3隻)と、周辺に中国漁船約230隻が確認された。時間は6日朝の8時5分ごろ。日本時間ではちょうど同じ頃、リオデジャネイロ五輪の開会式が始まった時間帯だった。広島の「原爆の日」平和記念式典の時間帯とも、ほぼ重なった。

  • 尖閣諸島の周辺図
    尖閣諸島の周辺図
  • 尖閣諸島の周辺図

外務省は「強く抗議」

   外務省は、6日朝の中国船侵入を受け、正午前に金杉憲治アジア大洋州局長が在京中国大使館公使に対し、該当する「公船」が直ちに接続水域から出ることを強く求めた。さらに、「公船による尖閣諸島周辺での活動は、現場の緊張を更に高める一方的な情勢のエスカレーションであり、我が国としてかかる状況は決して受け入れられない」旨を「強く抗議」した。

   中国船の侵入時間(6日朝の8時5分ごろ)は、ちょうどリオ五輪の開会式が(日本時間で)始まるタイミングだった。外務省の抗議がニュースに流れると、ツイッターには

「オリンピック開幕で世界的にも関心低いと踏んでいるのかな?」
「オリンピック開会式しか(テレビ報道などは)やってないけど、これはもっと大々的に報道しないとまずいんじゃない?」
「オリンピック期間中は、イザコザしない。ちゅう国際的な暗黙の了解すら無視か?(略)よりにもよって今日かよ!」
「みんながオリンピックに気を取られている間に...はじまったな」

などと、心配したり怒ったりする声が寄せられている。同時間帯は、広島の「原爆の日」平和記念式典が始まる時間ともほぼ重なっている。

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