2024年 3月 19日 (火)

幸福の科学、「清水富美加氏は引退ではなく、当会の映画に出演します」

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   女優の清水富美加さん(22)が「幸福の科学」に出家し、芸能界引退の意志を固めたことに関し、「幸福の科学」グループ専務理事で広報担当の里村英一氏と、清水さんの代理人で教団弁護士の佐藤悠人氏が2017年2月12日、都内の総合本部で会見を行った。

   J-CASTニュースが「幸福の科学」に取材すると、会見の要旨や出家に至る経緯についての回答を得た。また、清水さんの直筆メッセージも公開された。

  • 清水富美加さんの公開した直筆メッセージ
    清水富美加さんの公開した直筆メッセージ
  • 清水富美加さんの公開した直筆メッセージ

魂の救済のために24時間を捧げる宗教者となる

   「幸福の科学」によると、清水さんは「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」を収録したのをきっかけに

「自らの天命が『暗黒の海を照らす灯台の光となり、一人でも多くの人を救済していく』ことにあると確信し、『魂の救済のために24時間を捧げる』宗教者となるべく、出家を決意」

したという。

   清水さんは公開予定の映画3本やドラマを抱え、多数のテレビ番組にレギュラー出演していた。仕事は順調のように見えたが、「幸福の科学」によると、清水さんは水着撮影などで悩み、体調を崩していたという。

   今後の活動予定を問うと、

「予定されていた映画等の仕事については、心身の著しい不調というやむを得ない事由により、全うできなくなりました」

と回答。しかし、あくまでも引退ではないとした上で、「本人は体調が回復し、精神修養をした後に、当会の宗教的な映画等に出演して参りたいと思っております」と答えた。


●「幸福の科学」総合本部からの回答全文

清水富美加氏の出家について、以下の通りご回答いたします。

1.清水さんが「幸福の科学」信者であるのは事実か。

   間違いありません。清水氏は、熱心な信者であり、子供のころから折々に大川隆法総裁の御法話拝聴会などの宗教行事には参加し、宗教的価値観のもと、「見て下さる方に元気や励ましを届けたい」という利他愛他の思いで芸能活動に打ち込んでこられました。しかし、最近は、人肉を食べる人種の役柄など、良心や思想信条にかなわない仕事が増え、断ると所属事務所から干されてしまう恐怖心との葛藤のなかに置かれていました。仕事を選択する自由も無い、一種の"苦役"(憲法で禁じられています)ともいえる就労環境のなかで、ついには心身の不調をきたすまでになりました。この2月には、医師による診断の結果、休養が必要となり、現在は芸能活動を中断しています。

   こうした動きと相前後して、同氏の「守護霊霊言」が収録公開され、『女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー』として刊行されました。この収録・発刊をきっかけに清水氏は、自らの天命が「暗黒の海を照らす灯台の光となり、一人でも多くの人を救済していく」ことにあると確信し、「魂の救済のために24時間を捧げる」宗教者となるべく、出家を決意されるに到りました。当教団としても宗教上の緊急救済の観点から出家者として受け入れを決めた次第です。本人は体調が回復し、精神修養をした後に、当会の宗教的な映画等に出演して参りたいと思っております。

2.都内の総合本部で12日、行われたマスコミ対応で、幸福の科学グループ専務理事で広報担当の里村英一氏、清水の代理人で教団弁護士の佐藤悠人氏が出席し、会見を行った。間違いないか。

   間違いありません。私どもは、問題の背景にあるのはタレント業界の暗黒とも言える「奴隷的な契約形態」にあると考えています。清水氏の場合、13才時の契約当初は歩合制だったものの、漸く稼げるようになった2010年、15歳の時に、意に反して月額5万円を給与とする契約を迫られました。契約締結前に「あまりに内容がひどい」と父親が抗議し、しばらく契約締結を見送っていたところ、クライアント側は継続を望んでいるにもかかわらず、事務所から断るなどしたため、意に反して5万円を給与とする契約書にサインせざるを得ませんでした。その後、事務所から仕事が与えられることはほとんどありませんでしたが、清水氏は本人自ら応募した「仮面ライダー」のオーディションに合格し、注目を浴びるようになっていきました。撮影は連日朝から深夜に及んだものの、所属事務所側から送迎などのサポートは行われませんでした。その後、丸一ヶ月休み無しで働いたときも、月給は5万円で、ボーナスの支給もありませんでした。

   "事務所に意見を言っただけでと干される"という恐怖の下で、望まない仕事であって受けざるをえず、一種の"苦役"を強いられていたのです。清水氏にとって、嫌な仕事の典型だったのは、水着DVDの仕事だったといいます。彼女は、自身が性的対象にされるのが耐えられず、「水着の仕事はしたくない」と事前に伝えていたにもかかわらず、無理矢理に入れられてしまったといいます。

   このあたりから、彼女は自分を切り売りさせられているようで、しばしば「死にたい」と家族などに漏らしはじめました。月に1回は、ご両親に「死にたい」と相談していたようで、マネージャーには、「あまり言うとほんとに死んじゃうんじゃないかと思うので、もう言わないでほしい」と口止めされ、それからは内に秘めているといいます。

3.「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」では、具体的にどういうことをしたのか、教えていただけないか。

   『女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー』として刊行されていますので、そちらをご覧ください。

4.清水さんは今月で芸能活動を引退するのか。映画やドラマ、CM、テレビ番組などはどうするのか。

   引退ではありません。本人は体調が回復し、精神修養をした後に、当会の宗教的な映画等に出演して参りたいと思っております。また上記経緯から弁護士を通して、契約解除を行い、円満に仕事を整理する話し合いをしていたところ、契約続行を求める事務所側の強硬な姿勢に合わせようとして、遂には心身に異常をきたし、仕事を休まざるを得なくなってしまい、現在に至っています。予定されていた映画等の仕事については、心身の著しい不調というやむを得ない事由により、全うできなくなりました。

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