2024年 4月 20日 (土)

子どもの3人に1人が花粉症 毎年増加、年齢も低くなる傾向に

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   本格的な花粉症のシーズンがやってきたが、ロート製薬が2016年2月に発表した花粉症の実態調査によると、0~16歳の子どもの3人に1人の割合で症状があることがわかった。

   調査は2015年11月に0~16歳の子どもを持つ親を対象にインターネットで実施し、1589人(子どもサンプル数2618人)から回答を得た。「子どもが花粉症だと思いますか」との問いに対し、「思う」との回答が33.4%となった。花粉症の子どもは、これまでの同じ調査で、12年の25.7%から毎年右肩上がりに増加している。

   他のアレルギー疾患と比べても、アレルギー性鼻炎の24.3%、アトピー性皮膚炎の10.4%、ぜんそくの8.7%、食物アレルギーの5.0%に比べて高かった。発症した年齢は、「5歳までに発症」が45.5%で、12年の36.6%から年々低年齢化している。

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