2024年 4月 18日 (木)

プチ整形したらまぶた閉じない 施術のリスク隠す医者には行くな

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【とくダネ!】(フジテレビ系)2016年8月2日放送
「相次ぐ『プチ整形』トラブル」

   目の下に注射で充填剤を入れて「涙袋」をつくったり、二重まぶたにしたり――。いわゆる「プチ整形」は、施術数の増加とともにトラブルも頻発するようになってきた。

   技量の低い医師は批判されるべきだが、同時に施術を受ける側も、悲惨な目に合わないために前もって知っておきたいポイントがある。

  • 注射の施術は簡単、短時間だが(写真と本文は関係ありません)
    注射の施術は簡単、短時間だが(写真と本文は関係ありません)
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充填剤が粒状に変形して取り出された

   Aさんは4年前、目を大きく見せるために目の下にジェル状の充填剤を注入するプチ整形を受けた。「オリジナルの充填剤」と説明されて、涙袋をつくった。一定期間が経過すると注入剤はなくなると言われたが、逆に目の下はどんどん膨れ上がり、異物がある感覚が残った。施術した医師のもとを訪れて事情を訴えたが、とりあってもらえなかったという。

   見た目だけでなく、健康被害も出た。番組内でAさんが「目をつぶって寝る」様子を再現したのだが、本人の「今、目を完全に閉じています」との言葉とは裏腹にどう見ても半目が開いたままになっている。プチ整形後、まぶたが完全に閉じなくなり、まばたきも不自由になった。光がまぶしくて、目が痛み涙が出ると嘆く。

   Aさんはとうとう別の医師に、修正手術を依頼した。すると目の下からは、注入した充填剤が硬く粒状の塊に変形した状態で取り出されたのだ。腫れは引いたものの、まぶたを閉じられるようになるまでには時間がかかるという。

   美容整形外科・川崎クリニックの高牟禮彰院長は、こう警鐘を鳴らした。

「注射は、(充填剤を)入れるのは簡単ですが、取るのは何十倍、何百倍も難しい手術です」

   山本クリニックの山本豊院長は、施術としては比較的簡単な注射で「お金が稼げるなら」と考える医師が増え、それによってトラブルも増加していると指摘した。

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