カルモア、AIで臭気分析をサポートする「LIMOS」の新機能発表

カルモアが、クラウド対応版 定点式におい観測システム「LIMOS」にAIによる臭気分析サポート機能を追加したことを発表しました。

概要

株式会社カルモアは、クラウド対応版 定点式におい観測システム「LIMOS」に、AIによる臭気分析サポート機能を追加しました。この機能は、ユーザーが知りたい内容をAIに質問することで、臭気データの傾向を自動分析し、結果をわかりやすく表示します。2026年5月20日~22日に東京ビッグサイトで開催される『2026NEW環境展・地球温暖化防止展』にて初公開される予定です。

クラウド対応版 定点式におい観測システム LIMOS 概要:

機能追加日:2026年夏ごろ予定

追加機能:AI分析サポート機能

開発・発売元:株式会社カルモア

会社URL:https://www.karumoa.co.jp/

製品サイト:https://www.odorsensor.com/

AI分析サポート機能開発の背景

近年、産業設備や環境測定器の「みえる化」が進む中で、カルモアはこれまで、事業所から排気される「臭気」を管理する定点式におい観測システム『LIMOS』を提供してきました。LIMOSは24時間常時臭気モニタリングを行い、担当者へアラームメールを送信するなど、工場・事業所の日常的な臭気監視に活用されていました。しかし、「臭気の傾向を把握したい」「データ分析に時間がかかる」「臭気の原因調査をもっと簡単にしたい」といったお客様の声が増加していました。これまでのLIMOSは臭気を「監視するシステム」でしたが、取得した臭気データの分析や原因推定は、お客様自身の経験や知識に依存する部分がありました。臭気をデータ化することは、企業にとって「自社防衛」にもつながります。行政や周辺住民からの臭気苦情発生時に、臭気データがあれば、いつ、どの程度の臭気が発生していたのかを確認し、対策すべき工程や設備を検討することが可能です。カルモアは、臭気を「監視する機械」から、「臭気問題解決を支援する機械」へ進化させる必要があると考え、AI分析サポート機能の開発に至りました。

悪臭公害と臭気管理の重要性

悪臭は「典型7公害」の一つであり、不快なにおいによって生活環境が損なわれる「感覚公害」の一種です。悪臭は「悪臭防止法」に基づき規制されており、規制地域内の工場や事業場では、敷地境界線における臭気指数などの規制基準を遵守する必要があります。令和6年度には、全国の地方公共団体が受理した悪臭に関する苦情件数が11,076件にのぼっており、企業には継続的な臭気管理と迅速な原因把握が求められています。カルモアでは、臭気の「見える化」だけでなく、蓄積された臭気データを分析・活用し、臭気問題の予防や原因調査につなげることが今後さらに重要になると考えています。

AI分析サポート機能の特長

AI分析サポート機能は、以下の3つの特長があります。

1. AIに質問するだけで臭気傾向を自動分析
ユーザーは任意の期間を選択し、AIへ自然な文章で質問するだけで分析結果を得ることができます。例えば、「臭気が強くなる時間帯を分析して」「休日と平日の違いを教えて」「臭気が急上昇している日を確認したい」「風向との関係を分析したい」といった質問が可能です。AIが測定データを解析し、傾向や特徴をわかりやすくフィードバックします。

2. 属人化していた臭気分析をサポート
これまで臭気分析は、経験者によるグラフ確認やデータ比較に依存する場面が多くありました。本機能ではAIが分析を補助することで、専門知識がなくても臭気傾向を把握しやすくなり、臭気問題解決に向けた迅速な対応をサポートします。

3. 臭気苦情・異常発生時の原因調査を効率化
臭気苦情発生時や異常値検知時にも、AIが対象期間のデータを分析することで、臭気発生タイミング、継続時間、傾向変化などを迅速に把握可能です。設備異常や工程由来の臭気発生原因の特定支援にも活用できます。

今後の展開

本機能は、東京ビッグサイトで開催される『2026NEW環境展・地球温暖化防止展』にて初公開予定です。展示会後は、さまざまな業界・事業所のお客様に実際にご利用いただき、フィードバックを反映しながら改良を進め、2026年度内の正式リリースを目指します。

まとめ

株式会社カルモアは、定点式におい観測システム「LIMOS」にAI分析サポート機能を搭載し、臭気データの分析を効率化・高度化させることで、企業における臭気問題の解決支援を強化します。

関連リンク

https://www.karumoa.co.jp/

https://www.odorsensor.com/

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