【齋藤飛鳥】来場! 京都市京セラ美術館『YBA & BEYOND』展 齋藤「私は元々イギリスのバンドが好き…」
京都市京セラ美術館は、「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」を、2026年6月3日(水)~9月6日(日)の会期で開催中。
本展アンバサダーの齋藤飛鳥が、京都展を訪れた。
齋藤飛鳥インタビュー
Q:齋藤さんは英国カルチャーのどんなところがお好きですか?
齋藤:イギリスは晴れの日が少なかったり、イギリスのバンドも皮肉めいたことを歌っていたり。
映画も音楽もすごく知的だけど、ちょっとだけ意地悪が入るようなユーモアのバランスが好きです。
あとファッションはどの時期も可愛いし、取り入れやすいのでとても好きです。
Q:今回の展覧会を鑑賞する前に触れておくと、より楽しめるカルチャーはありますか?
齋藤:私は元々イギリスのバンドが好きで。曲の歌詞の和訳を見ると、やはり社会風刺や政治について触れているものが多くて。
私はそのことを何となく頭に入れた状態でこの展覧会に来れたので、「だから(あのバンドは)こういうふうに思っていたんだ」、逆に「この時代にこういうことがあったと言われているけど、本当なのかな」と思うキッカケになりました。

前もってイギリスの音楽に触れていたら、もしかしたら入りやすいかもしれないです。
Q:2月の東京展の内覧会から、約4ヶ月ぶりに京都展で作品を観られていかがですか?
齋藤:4ヶ月前の私と今の私の心情が違うのか、会場の大きさも違うからなのかはわからないですが、多分京都展ならではの配置、作品と作品の距離感で、「あれ、東京で見た時ってこんな感じだったっけ?」と思う作品がたくさんありました。
Q:京都展で特に好きな作品は?
齋藤:1番印象的だったのは、壁一面に展示されたヴォルフガング・ティルマンスの作品たちです。
写真の配置にも意図があったり、上から何cm、何mm下というところまでこだわられているというお話も聞いたので、より一層それぞれの写真の意味を考えたくなるし、今まで見えていなかった写真の良さも出ているような気がして、すごく好きです。
Q:10代の時の感覚が確信に変わったんですね。アートへの向き合い方も変わりましたか?
齋藤:この展覧会のアンバサダーをつとめてから、年に数回しか行っていなかった美術館に、月イチぐらいのペースで足を運ぶようになりました。

それは、アーティストたちの表現に必ずしも共感しなくてもいいし、刺激を受けなくてもいい。
ただ「観た」という事実だけでも自分的には意味があると思えて、幅が広がったから。
意識を変えさせてくれたのはこの展覧会のおかげなのかなと思います。
公式ホームページ https://www.ybabeyond.jp/
取材・文=久保田 瑛理