郵政民営化 みの皮肉たっぷりに「どう変わるのか、見守りましょう」
10月1日、ついに日本郵政公社が民営化スタート。番組は中央郵便局からの中継。お客さんは「民営化記念切手」を買う人の列だった。
ジャン!という効果音とともに白紙の看板がはがされる。<いよいよ!!きょう郵政民営化>の文字。
「あの、郵政選挙から2年、いよいよ・・・でもテンテンテン」とみのもんた。続いて出てきた文字が<でも・・・地方から不安の声も><いったい何がどう変わるのか>
およそ130年間の官営から民営へ。黒文字だった郵便局のマークは、オレンジの地に白抜き文字で「JP郵便局」。JAPAN POSTの頭文字をとった「JP」・・・
番組は説明する。「JP日本郵政」が持ち株会社となり、「JP日本郵便」「JPゆうちょ銀行」、「JPかんぽ生命保険」の3事業に分かれる。
「運用資産は莫大になります。300兆円の凄い規模になりなす」(杉尾秀哉)
「個人ローンも始めるようですが、これを何に、どんなサービスに使うのか注目です」(末吉竹二郎)
窓口業務は従来からの郵便局が行う。制服は黒っぽい色あいから、オレンジ色にラインが入ったブレーザーに変わる。そして振込み手数料などが変わる・・・
キャッチフレーズは<ひとりを愛せる日本へ>だそうだ。
その郵便局の集配局は4696局のうち1048局で集配を止めた。必然として過疎のいなかの郵政サービスは、これまで通り「ひとりを愛せる」とはいかないだろう。変わるだろう、きっと。
みのもんたはトクトクと話した。民間の宅配事業者が1個の小荷物を届けるためにいかに苦労を重ねたか・・・そして皮肉たっぷりにいった。
「楽しみですねぇ。郵便局はどう変わるのか。きびしく見守りましょうよ」