2024年 4月 24日 (水)

みんな同じ水着か 全員はだ……

   <テレビウォッチ>「北京五輪で最高の成績を上げるため自由選択とします」(日本水泳連盟の佐野和夫専務理事)。日本水連の常務理事会が6月10日夜開かれ、英スピード社製の「レーザー・レーサー(LR)」の着用が認められることになった。

全員同じ水着が……

   五輪代表は、日本水連が契約しているアシックス、デサント、ミズノの国内3社の水着を着用することになっていたが、これで一応の決着がついた。

   さっそくミズノが「日本代表選手にとって最高のパフォーマンスができるかが最優先」とコメントを発表。他の2社も今回の決定に従うことを表明している。

   ところが、日本水泳代表の上野広治監督はきつい調子で「こういう形でオープン化をして、選手が希望の水着が着れないということはあり得ない。これを機に水着の問題に区切りをつけてもらいたい。でないと練習に集中できませんから」と、ダメ押しした。

   というのも、これら国内3社と個人契約している選手の問題が残っているからで、北島康介選手らを指導しているコーチは「あとは選手が決めろと言われても、なかなか決められないのが現状と思う」と。

   番組では、この個人契約の問題についてミズノのコメントを報じた。「契約している選手が他社の水着を着たいと言った場合は、それを認めます。違約金もありません。今後も契約を続けたい」と。しかし他の2社については触れずじまいだった。

   番組最後に、テリー伊藤が「世界中の選手にこのスピード社製の水着を着てほしい。全員同じ水着がいいですよ」と再び持論を展開した。

   公平という意味で一理ある。そもそも古代オリンピック競技は一時期丸裸で行ったというのだから……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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