2024年 3月 29日 (金)

「結婚詐欺」女の写真と実名 新潮が報じた「素顔」とは

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   「のりピー劇場」が26日の初公判を終えて一段落したと思ったら、新潮が、酒井法子の居住地を「ずばり千葉県大網白里町」だと公表してしまった。これで、11月9日の判決日まで、フライデーをはじめ、週刊誌やワイドショーの取材合戦が加熱することだろう。 のりピー公判ですっかり影が薄かった鳩山首相の所信表明演説だったが、掲げる理念や情熱は、これまでの安倍、福田、麻生を凌いだものの、具体性に欠けるところは同じで、時間の長さばかりが際立っただけだった。

   八ッ場ダム中止、JAL再建問題、羽田空港ハブ化、普天間基地の県外移転など、ブチ上げたはいいが、ことごとく行き詰まったり、あっという間に前言を翻したりして、自民党からだけではなく、多方面からも批判が吹きだしてきた。

小沢幹事長への不安と期待

   鳩山政権と蜜月に思えた現代も、知の巨人・立花隆氏を登場させ「全国民必読 立花隆×田崎史郎 見えてきた民主党政権の正体」というキツーイ一発を繰り出してきた。

   立花氏は、小沢一郎氏の秘書が逮捕された西松事件を受けて、民主党が第三者委員会を作り、報告書を出したが、そこには、「重大な政治的影響力のある事案では、法相の指揮権発動という選択肢もありえた」ということが書いてあったと暴露する。

「私が『これは危険だな』と感じたのは、小沢氏が、『内閣法制局長官の答弁も、官僚だから禁止する』と言ったこと。これまでは内閣法制局長官が、国会答弁で憲法解釈について一定の見解を述べることで、歯止めがかかり、憲法が守られてきたという側面がある。それがなくなれば、政治家が、『集団的自衛権を見直します』と言ってずるずるとなし崩し的に方向性が決められてしまう可能性がある。とにかくいまの民主党には、小沢氏に歯止めをかけられる人がいない」(田崎氏)
「小沢―鳩山関係を考えていて思い出したのは、石川達三の書いた政界小説『金環食』のなかのセリフです。『金環食というのは、太陽が光り輝いて見えるが、その中心部は真っ暗で見えないことだ』
   いまがまさにこの状態じゃないですか。(中略)政権の一番の核である鳩山首相と小沢氏の間でどういう会話が交わされているのか、官邸の中枢と、党の中枢が本当はどういう状態にあるのか、中心部分は暗闇で、わからない」(立花氏)

   立花氏は、小沢氏は「日本改造計画」に書いたような憲法や安全保障の問題を、参議院選挙を勝利すれれば、やるのではないかと危惧する。

   しかし、小沢氏に期待するところもあるという。

「小沢氏は、これだけの『ウルトラ権力』を握ったわけですから、財政再建にこそ真剣に向き合って、日本の活力を根本から奪っている800兆円の借金問題の過激な抜本的解決に取り組むべきだと思いますね。それは小沢氏のような超権力者にしかできない」

   湾岸戦争の時、アメリカから協力を求められ、今回、日本郵政の社長に納まった斎藤次郎大蔵省主計局長(当時)に協力させて、石油税と法人税の一時的増税を利用して90億ドル(約1兆2000億円)もの資金を差し出した小沢氏に、そうした財政再建の大ナタが振るえるとは、私にはとても思えない。

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