2024年 4月 27日 (土)

石破VS鳥越 基地・安全保障巡りバトル

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<テレビウォッチ>普天間問題できょう(11月30日)鳩山首相と仲井真弘多・沖縄県知事が会談した。「スパモニ」はその直前だから、まだ内容はわからないままの議論だったが、焦点は民主党内の意見がわかれていること。

   岡田外相は「嘉手納統合」、北澤防衛相は「現行案」、連立の社民・国民新は「県外・国外移転」、肝心の鳩山首相は「タイミングを見てから」と煮え切らない。とくに、オバマ大統領との会談後に、「日米合意が前提ではない」と言ったのにはみな驚いた。

   ゲストは民主党から長島防衛政務官と自民党から石破政調会長。

   石破「こういうのを閣内不一致という。安全保障についてバラバラというのは初めてだ。自民ではこんなことはなかった」「(鳩山氏は)昨年の沖縄ビジョンで『県外を模索する』といい、選挙直前には『最低でも県外』といったから、沖縄の人はみんなそうなると思った。誰だってない方がいいんだから」

   これに鳥越俊太郎は、「政権が変わったんだ。日米合意にも時間がかかっている。ゼロから考え直すのは当然だ」

石破「それは分かるが、日本の安全保障環境をどう考えるかだ」
鳥越「橋本さんからは10年以上経って何もできていない」
石破「そんなことはない。環境アセスだってやったし……」
赤江珠緒が「県外移設なんてことあるんですか?」
長島「現実には難しい」
鳥越「宜野湾市長だって、最終的にはグアムに移るんだと言ってる。米軍の統合計画にもそうなっている」
長島「既定路線にはなってる。しかし個別の問題よりは戦略レベルからじっくりやりたい」
三反園訓は、「10年経ったら、新しい基地を作る必要ないんじゃないの?」
長島「それが岡田案です。暫定的にはいいと。グアムでは空軍と海兵隊は一緒にいるんだから」

   しかし石破は、「司令部と前方展開能力を持つ部分とは違う。この地域は、テロとか抑止力の効かない脅威が大きいから、30分、1時間の遅れが大変だと軍は考えている」という。まるで国内問題みたいだ。

   辺野古の予定地の写真に、仮想で滑走路をはめ込んでみると、きれいな自然のなかに異様な大きさに見える。

三反園は「嘉手納統合案は?」
長島「考えてる人はいる。まだ可能性はある」
三反園「年内決着なら、辺野古しかない?」
鳥越「マニフェストでは県外といってるんだから」
長島「いや、その旗は降ろさないで、当面をどうするか」
石破「選挙があるが、こういう問題を地方で決めてはいけない。政府が決めないと」とわいわい。

   赤江が「このままいくと、現行案になる?」

   長島、石破は答えず、時間切れになった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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