2024年 4月 25日 (木)

震災3か月「当たらない仮設住宅」「届かない義援金」なぜ?

   東日本大震災から明日(2011年6月11日)で3か月。司会の加藤浩次は「色々なことが前に進んでいるかのように見えるが、じつは問題点も見えてきた」と言う。その問題点を探るべく、阿部祐二リポーターが宮城県石巻市渡波地区に出かけ、以前にも取材をした被災者の近藤友衛氏を訪ね、「早く仮設住宅に移ってゆっくりと風呂に入りたい。でも、抽選になかなか当たらない」というもどかしさを伝えた。

入居できても隣に気をつかう生活

   阿部は仮設住宅に移った人たちにも新たな問題が生じていると話す。若いお母さんは「隣との仕切りは壁1枚。うちには小さな子供がいるので、隣に迷惑にならないかと神経を使い、それだけで疲れる」と訴える。

   阿部「仮設の家賃はタダですが、光熱費や調理器具・食料購入などはすべて自前です。このため、わずかな蓄えを取り崩してなんとか生活を維持しているという現状です」

   キャスターのテリー伊藤「一刻も早く義援金を支給すべきだ。仮払いとしての10万円でも20万円でもいい。お金がなければ生活を維持できないのだから。何をもたもたしているのか」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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