「グリコ・森永」の謎―「カギは脅迫文」プロファイリングなくもどかしさ

印刷

「NHKスペシャル未解決事件 グリコ・森永事件第2部 消えたかい人21面相」(NHK)2011年7月30日19時30分~
「グリコ・森永事件第3部」(NHK)2011年7月30日21時10分~

   承前。第2部第3部の番宣で強調されたのは「新たに発見された新事実」である。脅迫テープの音声を解析した結果、犯人グループの中の家族らしき人物は30~40代の女1人と男の子が1人だと予測されていたが、音声研究家の鈴木松美氏の最新の分析で、女は10代後半の少女と男の子は2人、合計3人いたのではないか。情報が洩れてこない所を見ると結束の固い家族であるに違いないという。指紋にも相当する音声分析の進歩は目を見張るものがあるのだ。
   目ぼしい「新事実」はこれだけだが、筆者が不思議でならないのは100通を超える脅迫状に関する疑問である。タイプライターの機種は特定されていたし、滋賀県で取り逃がした盗難不審車内に残されていた証拠品の数々も、大量生産大量販売品ばかりで特定に至らずとされている。しかし、脅迫状の個性的な文体や用語についてはあまり突き詰めて分析されていないように見える。「文は人なり」の表現を待つまでもなく、これら脅迫状に関するプロファイリングはなされなかったのか、スタッフは疑問を持っていなかったのか。
   当時の記者たちはスクープ合戦に舞い上がっていたとしても、今回のスタッフは改めて心理分析官らに解析を依頼するべきだ。文章を書いた人物の性格や年齢、成育歴や居住地域まで今は絞り込むことが出来る時代になっている。日本の警察が犯罪のプロファイリングに遅れているばかりでなくメディアも意識が時代遅れである。

(黄蘭)

採点:1
インヴァスト証券

   仕事をしている人なら、自身の「買いたい」「売りたい」タイミングで取引できるとは限らないし、初心者の「なんとなく」の感覚では痛い目をみるのがオチだろう。そうしたなか、外国証拠金取引(FX)取引の初心者でも「おまかせ」できる、自動売買(システムトレード)の新サービス「フルオート」が誕生し、話題になっている。続きを読む

PR 2016/9/16

エージェント次第で、活躍の場は世界に広がる

   エグゼクティブクラスの求人はほぼ公表されない。しかし、優秀な人材を発掘し、活躍の場を広げてくれるエージェントは実在する。年収が400万円アップし...続きを読む

PR 2016/08/19

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報

生き残るために「仕事くれ!」次はあなたの会社へGO!

カス丸「クビ」の崖っぷち!?

日本神話、源氏物語から阿久悠、AKB、仕事、家庭まで。文化と社会の中には常に女性の姿があった!

「女性と文化」WEB公開講座
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中