2024年 5月 18日 (土)

幻の大作「黒部の太陽」33年ぶりにテレビ放映―NHK・BSプレミアム

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   石原裕次郎ファンは今週末は忙しい。石原プロモーションと三船プロダクションが共同制作し、劇団民藝が全面協力した大作映画「黒部の太陽」(1968年公開)がNHK・BSプレミアムで放送されるからだ。映画は世紀の難工事といわれた黒部ダム建設を巡る男たちの苦闘を描いたもので、三船敏郎、石原裕次郎が主演、宇野重吉、滝沢修、辰己柳太郎、二谷英明ら、当時のトップスターらがずらり顔を揃えた。

   公開当初から大評判となったが再上映は行われず、これまでにノーカット版が上映されたのは大阪と黒部での2回だけ。3時間半の巨編だが、その短縮版が裕次郎13回忌など数年に1回上映されてきた。石原プロは「東日本大震災復興支援のため全国各所でスクリーン上映」することを発表した。裕次郎が「こういう作品は映画館の大迫力の画面と音声で見て欲しい」と言い残していたため、ビデオ・DVD化もされていない。

   その「黒部の太陽」が、2時間20分の短縮版だが、NHK・BSプレミアムで17日(よる8時)放送される。1979年にテレビ朝日系で放送されたことが1度あっただけで、実に33年ぶりのテレビ放映となる。

   また、16日の夜8時からは、これもビデオ・DVD化されていない裕次郎、浅丘ルリ子主演の「栄光への5000キロ」もBSプレミアムで放送される。サファリラリーを舞台にドライバーの闘いと思いを寄せる女性を描いている。赤茶色のアフリカの大地を土煙を上げて疾駆する日産「ブルーバード」の映像も見ものだ。(テレビウォッチ編集部

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