2024年 4月 25日 (木)

ユニクロ柳井正社長「もう愚政に黙っていられない」民主・安倍・橋下・石原みんなダメ!

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「現在の日本の政治は酷すぎる。もはや数々の『愚政』に、黙ってはいられません。とくに民主党政権を振り返って思うのは、『政治家であってはいけない人が政治家だった』ということです。政治家は、自分の言動に対して、責任を持たなければならない。民主党政権を担った政治家たちには、責任感がまったくなかったように思います。鳩山(由紀夫・元総理)さんが衆院選への出馬を見送ったことがニュースになりました。彼は政治家にまるで向いていなかった。評論家ならいいのかもしれませんが、言うなれば『夢想家』でしかなかった。政治家は国民のために政治をしなければならないはずです。しかし、その『国民のため』という感覚が、鳩山さんにはまるで見られませんでした。(中略)民主党の政治家たちは、マニフェストの実現に命をかけるなんて言って、誰一人として命なんかかけていない。大嘘つきばかりですよ。(中略)
   安倍(晋三・自民党総裁)さんは、右翼的なところと、自民党的な『バラマキ体質』が良くない。発言が軽すぎるし、もっと考えて発言したほうがいい。『国防軍』のようなタカ派的な発想や、『国土強靱化』を掲げて公共事業を増やすと公言したことで、支持率は落ちるのではないかと思います。(中略)
   橋下(徹・大阪市長)さんには、以前は期待をしていました。彼は日本の統治機構を変えるという姿勢や、実行力を持っている。小泉純一郎(元総理)さん以来の強いリーダーかもしれないと。しかし、石原(慎太郎・日本維新の会代表)さんと、主義主張が違うのにくっついてしまった。あれは良くない。橋下さんは目立つ存在だし、他の人に利用されてしまうのでは、と心配です。
   石原さんは、根っこのところで、文学者なのではないかと思います。政治家ではない非常に思想的です。国民と一緒に、という部分が欠落している。戦争してもいい、と言っているように聞こえますが、自分一人で立ち向かうのとは話が違います。政治家が、とくに日本を代表しようという人が、好戦的な発言をするというのは理解できません。(中略)
   国民のために政治をしようと、本心から思っている人に政治をして欲しいですね。今のままでは、日本は悪くなるばかりです」

   これは「週刊現代」のユニクロ・柳井正社長の歯切れのいい言葉である。タイトルにある「日本人よ もっと必死で カネを稼ごう」という主張には全面的に頷けないが、政治に対する考え方には頷ける。

「週刊現代」仰天の大型議席予測「自民174、民主19、維新97、未来16…」

   いよいよ選挙戦がスタートした。ここで各誌の議席獲得予測を見てみよう。

   「サンデー毎日」は東京都、大阪府、愛知県、福岡県、計1427人に電話で政党投票先を回答してもらって、そのランキングを発表している。上位を見てみると、東京都は自民党22.5%、民主党14.7%、日本維新の会9.6%。大阪府は日本維新の会26.7%、自民党18.5%、公明党8.8%。愛知県は自民党21.6%、民主党15.6%、日本維新の会8.3%。福岡県では自民党22.0%、民主党14.0%、日本維新の会8.7%となっている。

   おもしろいのは、この調査の前日に発表した日本未来の党が、4都道府県合計では公明党の6.6%に続いて6.1%で6位に入っていることだろう。卒原発のインパクトはかなりあるようだ。

   現代は11月23~26日にわたって、民間の調査会社を使って全国300選挙区で各100人の有権者から、インターネットで調査を行った。合計3万人になる。このところ部数好調だと聞く現代だからできる大型調査であろう。そうすると、驚くべき結果が出たというのだ。自民党が294議席、民主党が26議席、維新が97議席、みんなの党が22議席、日本未来の党が16議席である。

   だが、まだ投票先を決めていない人が50%もいる。そこで、数値を修正するなどしたシミュレーションでは、自民党は174に激減する。だが民主党は19とさらに減って、維新が何と183になるというのだ。みんなの党が43、日本未来の党が37となっている。無党派層が第三極へ流れるということだろう。

   「週刊文春」は政治広報システム研究所の久保田正志代表と本誌取材班で「完全版最終予測」と銘打って議席数を出している。それによると、民主党が99、自民党が253、日本維新の会が57、日本未来の党が13となっている。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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