2024年 4月 25日 (木)

ジワジワ広がり始めた「円安値上がり」3月以降に家計直撃!

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   アベノミクスで円安が急速に進み、1ドル90円台半ばに近づいている。高橋さとみアナが「円安は輸出業にはメリットがありますが、輸入品が値上がりするデメリットも出てきます。すでに電気料金、ガソリンの価格が上がり、これから小麦粉、輸入魚、輸入大豆やブランド品などが上がっていく傾向にあります。値上げがどれだけ家計を圧迫して行くのか見ていきます」と伝えた。

野菜、魚、パン・麺、電気料金、ガソリン…どのくらい上がるの?

   群馬県・明和町でキュウリを栽培している秋山茂好さんはこう話す。「ハウス栽培の重油代が去年(2012年)は10日間で16万円だったのが、今年は17万4000円。ビニールシートや段ボールなどの資材関係も上がっているので、このままでは採算割れになります。アベノミクスの成果が出るのは2年後といってますけど、それまで我慢できるかなあ」

   高橋アナ「電気料金は3月から全国8社で2円から27円の一斉の値上げです。原因は原油高に加えての円安です。ガソリン代は3月中旬にはレギュラーガソリンが1リットルで160円以上になると見られています。家計への影響はどうなんでしょう」

   シンクタンク研究員の小方尚子氏が解説した。「2月の円安や原油などの値上がりは、ガソリンは1か月後、電気代は3か月後に影響が現れます。電気代は4、5月にもう一段の値上げ予想されますが、家庭用のパンや麺への影響は1~2%と見ています。2007~08年にかけて10%も値上がりしましたが、このときは小麦が30%も上がりました。今回はそこまではいかないと思います」

   海外ブランド品も10%前後の値上げが考えられ、魚も漁船の燃料代の負担増何度で値上がり、ドル建ての大豆も上がりそうだ。大豆が上がれば、豆腐、味噌・醤油も玉突き値上がりになっていく。

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