2024年 4月 21日 (日)

安倍首相夫人・昭恵さん「平成の柳原白蓮」!? 家庭内別居、外に見つけた自分の生きがい…

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   きのう(2014年7月24日)もNHKの「花子とアン」が好調だと書いた。ドラマも花子から仲間由紀恵が演じる葉山蓮子へと関心が移っているようだ。華族でありながら、窮乏する実家を助けるために筑豊の炭鉱で身を起こし巨万の財をなした富豪・嘉納伝助に不本意にも嫁ぐ。しかし、学がなく粗暴な伝助との結婚生活に蓮子は耐えきれず、白蓮の名で綴った和歌を通じて親しくなった年下の東京帝大生・宮本龍一と駆け落ちするのである。

   蓮子のモデルが大正三美人の一人と謳われた歌人・柳原白蓮であることはご存じだろう。『週刊現代』はこの白蓮に似た半生を送っている女性がいるという。それは安倍晋三総理夫人、昭恵さんだというのである。

   一説によると、2人は私邸の1階と2階で別々に暮らしている「家庭内別居状態」だといわれている。多くの外部の会合に顔を出し、各界の人と会うことに生きがいを見出している昭恵夫人。その姿は、頻繁に文人たちを集めてサロンを開き、ときには夫に嘘をついてまで外の人々と交流して気を紛らわせていた蓮子と同じようで、「今に生きる白蓮」のようですらあるといっている。彼女は老舗・森永製菓の社長令嬢であり、嫁いだ先は大物政治家を何人も排出してきた安倍家である。名門同士ではあるが家風は相当違うようだ。

   彼女が平成の三美人の一人であるかどうかは評価の分かれるところだが、白蓮に詳しい作家の山崎洋子氏はこういっている。<「白蓮と昭恵さんの最大の共通点は、女性を厳しく抑圧する家に嫁いだ身でありながら、夫を立てることのみを喜びと感じることができず、自己実現の願望を抑えきれないでいるということに尽きると思います。

   史実の白蓮は、駆け落ち相手の宮崎龍助と添い遂げますが、命を賭けた恋だったにしてはその後、龍助についての言及が少ない。これは私の憶測ですが、窮屈な現実から自分を解放するための一種の『手段』として、白蓮は恋愛を利用せざるを得なかったのではないでしょうか」>

   週刊現代は、このままでは昭恵さんも蓮子のように夫を捨てて家を出て行く日が来ないとも限らないとしているが、本当にそうなったら、安倍首相には失礼だが、おもしろいだろうね。昭恵さんは週刊現代のインタビューで「政治家の夫婦って、一緒に外に出るときには仲の悪い素振りなんて見せられませんから」と語っているし、外遊する飛行機の中で大げんかをしていたと報じられたこともあるから、可能性がゼロではないのであろう。

   『週刊ポスト』に白蓮が夫に宛てた「絶縁状全文」が載っている。1921年10月23日付の大阪朝日新聞(夕刊)に掲載されたものである。安倍首相と昭恵夫人に置き換えて読むとまた違うおもしろさがある。

<「私は今あなたの妻として最後の手紙を差し上げます、今私が此の手紙を差し上げるといふことはあなたに取って突然であるかも知れませぬが私としては當然の結果に外ならないのでございます、あなたと私との結婚當初から今日までを回顧して私は今最善の理性と勇気との命ずる所に従ってこの道を執るに至ったので御座います
   御承知の通り結婚当初からあなたと私との間には全く愛と理解とを缺いてゐました。此の因襲的な結婚に私が屈従したのは私の周囲の結婚に對する無理解と、そして私の弱小の結果でございました、しかし私は愚かにも此の結婚を有意義ならしめ、出来得る限り愛と力とを此の内に見出して行きたいと期待し且つ努力しやうと決心しました
   私が儚い期待を抱いて東京から九州へ参りましてから今はモウ十年になりますが、其の間の私の生活は唯やる瀬ない涙を以て掩はれまして、私の期待は總て裏切られ、私の努力は總て水泡に帰しました、(中略)
   依って此の手紙により私は金力を以て女性の人格的尊厳を無視する貴方に永久に袂別を告げます 私は私の個性の自由と尊貴を守り且つ培う為にあなたの許を離れます。長い間私を御養育下さった御配慮に対しては厚く御禮を申し上げます」>

   これを受け取った安倍首相もとい、伊藤伝右衛門(伝助)はどんな顔をしてこの手紙を読んだのであろうか。

三菱UFJフィナンシャル社長候補に「半沢さん」本当にいた!

   週刊現代に「すべて実名! 日本の有名企業50社『これから偉くなる人』はこの人だ!」という特集がある。少し紹介してみよう。小説やドラマで話題になった「半沢直樹」の原作者池井戸潤さんは旧三菱銀行の出身だが、その同期に半沢氏がいるそうだ。三菱東京UFJ銀行の三菱UFJフィナンシャル・グループの執行役員・半沢淳一氏がその人だ。

   海外戦略を活発に推し進めているANAでは、現在ANAホールディングス執行役員調査部長の石坂直人氏が、政治力を持った人材だと期待されている。ビール大手のキリンでは、キリンビール企画部SVプロジェクトリーダーの和田徹氏。これまでに「キリン淡麗」「氷結」「キリンフリー」を手がけた。商品開発で圧倒的な実績を残し、ライバル社もその一挙手一投足に注目しているという。

   国内化粧品大手の資生堂では、09年に日本コカ・コーラから杉山繁和氏をヘッドハンティングした。杉山氏は現在、同社執行役員として国内化粧品事業のマーケティングを担当している。

   果たして、ここにあげられた人たちのうちで何人がトップの座にたどり着くのだろう。何年か後に、彼らがどうなっているのかを週刊現代はフォローして報じるべきである。こうしてメディアに名前が出たことで妬みを買い、競争から脱落する人も出てくるから、意外な結果になるかもしれないが、それも人生である。

安倍政権が密かに描く「消費税16%」東京五輪までにプライマリーバランス黒字化

   安倍政権の経済政策批判を強めている週刊ポストは、安倍政権が東京五輪までに消費税を16%にする計画を進めていると報じている。<安倍政権は2020年に基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字にする目標を掲げている。これは国の「税収(収入)」と、社会保障費や公共事業費などの「政策的経費(支出)」との収支を意味する数字で、黒字化は財政再建の絶対条件となる。

   日経の報道は、そのために消費税率「10%+再増税4%=14%」が必要と主張しているのだ>

   日経だけではなく、多くのマスコミがこうした増税に対して寛容なのは、政権側が新聞協会が求めている新聞の軽減税率というニンジンをぶら下げ、新聞側がヨダレをたらしてほしがっているからだと批判している。

   法人税減税を決めた以上、秋の消費税10%は決定したも同然である。それだけでは足らずに14%、16%と引き上げていくとしたら、多くの国民の生活は今以上に疲弊していくこと間違いない。早く安倍政権を倒さないと大変なことになる。

「ジャニーズ六本木騒動」まったくしつけができていない事務所の責任

   このところ『東京スポーツ』や『フライデー』『週刊女性』などで報じられた「ジャニーズ六本木騒動」とはいったい何だったのか。週刊ポストがその被害にあった24歳の女性のインタビューに成功しているが、これを読んでもよくわからない事件である。事件とは、ジャニーズ事務所所属の山下智久(29)と錦戸亮(29)、そして2月に同事務所を退社した赤西仁(30)の3人と若いグループが六本木の路上で小競り合いし、警察沙汰になったというのだ。

   女性の話によれば、彼女の恋人が六本木を歩いていて3人を見つけ、「あっ、赤西君と錦戸君と山下君だ!」と声を出したことに3人が怒り、取り囲まれたという。彼氏はこのままではやばいとスマホで動画を撮り始め、それが彼らをさらに刺激してしまったそうだ。

   動画を消せ消さないのいい合いになり、そのやりとりを彼女が撮影していたが、その携帯を持ち去られてしまったというのだ。彼女は麻布署に行き被害を訴えた。おかしなのは、ジャニーズ事務所が話し合いで解決したいといっていると警察から連絡があって、携帯を持ってきたのは2人の刑事だったという。そして、携帯が戻ってきたのだからもういいでしょと、これで解決とするよう提案したそうだ。

   それに腹を立てた彼女は受け取りにサインすることを拒み、正式に被害届を出したが、週刊ポストが捜査関係者に取材すると、「窃盗ではなく器物損壊容疑で捜査をすすめている」と答えたという。日本大学名誉教授で弁護士の板倉宏氏はこう語る。

<「今回の件は窃盗罪だと私は思います。なぜ器物損壊なのか判断が読めない部分があります。窃盗罪で有罪になれば6か月以下の懲役ですが、おそらく執行猶予が付くでしょう」>

   六本木で飲み回って、気に入らないことがあると取り囲んでチンピラヤクザのような口をきく3人に当然非があるが、相手のほうも血の気が多かったのかもしれない。携帯をかっ払ってくるのがどういう意味をもつのか、そんなことも教えていない事務所の問題点が、ジャニーズJr.森田美勇人のケースもそうだが、ここへきて噴出している。

   警察にも影響力を持つジャニーズ事務所だから、手を回したのかもしれないが、このやり方がそもそもいけない。事務所が付き添って3人を彼女のところへ連れて行き、話し合いをさせればいいのだ。そんなこともできない人間にしてしまった事務所の責任は重いはずだ。

女性器3Dデータ配信で逮捕の女性アーチスト「女性器は猥褻ではありません」

   さて、女性器の3DデータをダウンロードできるURL (ネットのアドレス)を支援者にメールで送付したことが罪に当たるとされ、連行された女性器芸術家・ろくでなし子氏。逮捕容疑は「わいせつ電磁的記録頒布」というものだそうだ。週刊ポストがこう伝えている。

<「3Dプリンターという新しい技術が出てきたので、警察は『これは取り締まらないと』と判断したのでしょう。3Dプリンターで拳銃を製造した事件が世間を騒がせたばかりなので、世論を味方にできると考えたのかもしれません。それと並行して、昨年7月にはコアマガジンの取締役らが男女の性器写真を掲載した雑誌を販売したとしてわいせつ図画頒布で逮捕されており、警視庁保安課がわいせつ規制を強めているのは間違いありません」(警視庁担当の全国紙記者)>

   わいせつ表現も表現の自由にはいる大事なものだが、権力側は手を入れやすいものだから、こうしたところから出版社に圧力をかけてくることが多い。<「わいせつ規制」という名の下に、表現の自由への介入が平然と行われているのだ。さらに、そうした公権力の暴走に疑問を持つことなく発表内容を垂れ流す報道機関は、表現の自由の規制に加担していることに気づいていない。

   本当に公益のために性表現を規制するというのであれば、何がわいせつで何がそうでないかを国会で堂々と議論し、法制化することでわいせつの定義を明確化するのが筋である>(週刊ポスト)

   パチパチパチ。その通りである。

   だが、このろくでなし子氏、ただものではない。3Dスキャンの技術を使って女性器の大きな作品を作ることを思いついたそうだ。それが「マンボート」企画だった。彼女が自説をこう述べている。

<「男性は、女性の体を消費物として見ているから、猥褻なものだと思うのでしょう。テレビでも、ちんこと言っても問題ないけど、まんこはNG。だけど、女性にとっては体の一部で、自分のもの。猥褻だとは思いません。なのに、女性はまんこの悩みを相談をできない状況にあります。私は活動を通じて、まんこの権利『まんこ権』を向上させたいんです」>

   なんだかわからないが応援したくなるね。

どんな女性でもメロメロ!究極の体位「ヨシムラ」体力いりそうで熱中症が怖い

   今週は週刊現代、週刊ポストともにセクシーグラビアには見るべきものはない。だが、週刊現代の「70にして勃つ!」の実践講義「ヨシムラ」というのがすごい。何しろ<ヨシムラは約300年前、江戸時代に体系化された四十八手に次ぐ四十九手目の体位だと言われている>そうなのだ。これをやればどんな女性でもメロメロになるという。

<男性の上に女性が乗る騎乗位と似ているが、注目すべきは男女の手足。男性は女性の両足首をしかと掴み、女性は男性の立てた両膝にこれまたしっかり手をついて上体を支えている。開発者である吉村さん(体位ソムリエを自称する吉村卓さん=筆者注)本人から、この体位について解説してもらおう。
   「ヨシムラの優れたところは、2点あります。
   まず、女性がバランスを取るのに使えるのは両手だけですから、心理的に不安定な気持ちにさせられます。つまり、女性に生まれる『心の隙』が、興奮の呼び水となるのです。そして、2点目は急所を突けるところ。
   一口にGスポットといっても、ある程度の広がりを持っていますから、女性によって本当に感じる場所は微妙に違っています。ヨシムラは女性の脚を大きく広げたり、逆にぴったり閉じたりと調整しながら、Gスポットの中にある『真のGスポット』をペニスで探り当てることができるのです。その上で深く突いたり浅く突いたり、相手の喜ぶやり方で変幻自在の刺激が可能となる訳です。
   要するに、女性の隙を突きつつ急所を突く。それがヨシムラの神髄なのです」>

   写真を見ても相当な体力が必要な体位である。猛暑のなか、くれぐれも熱中症にならないように気をつけましょう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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