2024年 5月 8日 (水)

<アイム・ホーム>(テレビ朝日系)
さえない木村拓哉「路線変更」大正解!相変わらず茶髪、ガングロ、上半身裸には違和感ありすぎだけど・・・

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   単身赴任先で工場の爆発に巻き込まれて意識不明になり、ここ5年間の記憶を消失してしまう家路久(木村拓哉)が、手元に残された10本の鍵を手掛かりに失った過去を探すミステリー・ホームドラマである。原作は石坂啓の漫画「アイ'ム ホーム」(小学館)で、平成11年度第3回文化庁メディア芸術祭大賞を受賞している。脚本は「医龍」「コード・ブルー」の林宏司だ。

   木村拓哉はテレビ朝日の連ドラに初主演という。昨年、「宮本武蔵」でテレ朝のドラマに主演し、その仕事ぶりが気にいったとかいないとか。では、これまでキムタクが主演してきたTBSやフジテレビの仕事ぶりはお気に召さなかったということか。

   それはともかく、テレ朝の木曜よる9時といえば、「ドクターX~大門未知子」や「DOCTORS~最強の名医」など、ヒットドラマを輩出している縁起のいい枠だ。キムタクとテレビ朝日の相性はいかに。

田村正和も44歳で二枚目返上して役に幅

   ヒーローではないキムタクが新鮮といえば新鮮だ。とはいえ、見た目はあいかわらずの茶髪にガングロと、とても3か月間入院していた設定には見えない。初回では、高層マンションかホテルの窓辺で上半身裸ショットを披露するなどサービス満点で、妻や子どものために料理するシーンもあり、家庭人キムタクをアピールする。新境地開拓といったところか。

   キムタクも42歳。いつまでも恋愛ドラマをやるわけにはいかないのだろう。永遠の二枚目スター田村正和が「パパはニュースキャスター」で路線変更したのは44歳だった。その後は「ニューヨーク恋物語」など二枚目をやりつつ、「古畑任三郎」などコミカルな役柄にも挑戦するなど、役の幅が広がったことからみても、キムタクこの路線変更は今後の俳優人生を考えても大正解だ。

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