2024年 4月 20日 (土)

週刊文春が手ぐすね引いてる「野球賭博」もっと大物や他球団選手の名前すっぱ抜き

   今週も『週刊文春』の勢いが止まらない。読売巨人軍の野球賭博問題を追及し続ける週刊文春は、一軍の貴重な中継ぎとして存在感を増してきていた高木京介投手(26)までが手を染めていたことを掴んだ。高木と巨人軍側に取材を始め、あわてた巨人軍が高木に聴取し、高木本人がその事実を認めた。その結果、渡辺恒雄最高顧問、白石興二郎オーナー、桃井恒和球団会長までが辞める事態となったのである。

   巨人軍は週刊文春発売前の3月8日(2015年)に緊急記者会見を開き、9日夕方には高木にも記者会見させ、「野球賭博に関与してしまい、巨人の関係者や選手、小学校から野球をやってきて携わってきた皆様を裏切ってしまい本当に申し訳ありませんでした」(NHK・NEWSWEBより)と謝罪させた。

   そのためか、記事の扱いは2ページと少ないが、週刊文春の余裕を感じる。だが、ここにも巨人軍側を震え上がらせる記述がある。笠原、松本、高木などから野球賭博を請け負っていたB氏は、現在、海外に高飛びしているそうだが、彼と巨人軍の法務部長(当時)の森田清司氏とのLINEでのやりとりが掲載されているのだ。

   森田氏は「笠原を巻き添えにしたくない」「球団としても出来るだけ軽い処分にしたいと思っています」と、B氏に対して大事にしたくないと『説得』していたというのである。これが事実なら、巨人軍のこの問題に対する認識の甘さ、危機意識のなさに呆れ果てるしかない。

   週刊文春は<本誌の野球賭博に関する取材の過程では、大物選手から二軍選手まで、様々な名前が浮上している>としている。常識的に考えて、この問題は巨人軍だけにとどまらないはずである。「怖い人だと実感した」(高木氏)渦中のB氏を掴んでいる週刊文春は、舌なめずりして巨人軍の大物選手や他球団の選手の名前をいつ公表しようか、時期を見ているに違いない。

   そうなれば、もうすぐ始まる公式戦など吹っ飛んでしまう。ちょっと賭けるぐらいと軽い気持ちでやっていたのだろうが、暴力団はそこが付け目である。一回引きずり込み、酒を飲ませ、女をあてがえば、野球選手などどうとでも操れると考えたはずである。この闇はそうとう深いはずだ。相撲の八百長事件のように、公式戦を中断して全選手の調査をするということになるかもしれない。

いよいよ下司になってきたゲス極・川谷絵音!謹慎ベッキー尻目にライブで言いたい放題

   同じ週刊文春にベッキーの不倫相手だった「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)のインタビューが載っている。ベッキーはこの騒動のおかげで仕事を休んで蟄居しているそうだが、男のほうはかなり脳天気にあちこちでいいたい放題だという。

   スキャンダルでも有名になれば、怖いもの見たさもあるのだろう。川谷のコンサートチケットは即日完売が続いているそうだ。騒動の中で発売されたアルバム「両成敗」は、タイトルの引きもあってオリコンで第1位になった。マスコミをシャットアウトしたファンの前で川谷は、「ネットとかでみんな『謝れ』って言うけど世間の誰に謝ればいいの? 正直、内輪での話だからみんな関係ないじゃん」といっていたという。

   週刊文春は電話で川谷と話し、こう聞いている。

   <――「謝れっていうけど誰に謝ればいいの」というのは、ネットに対してとおっしゃっていましたが、奥様に対する謝罪のお気持ちは持たれているんですか。

「はい。それはもう、奥さんとは何回も話をして、『申しわけございませんでした』という話は。何度言ったからといって変わるわけじゃないんですけど、あの、そういう話は二人の間ではしていますね」

   ――まだ結婚生活は続けているんですか?

「えーっと、もう別居中ですね。ずっと」

   ――離婚に向けて協議を進めている状態ですか。

   「そうですね。二人でちゃんと話し合いを今、しています。はい」>

   週刊文春によれば、ベッキーは家で関係者に詫び状を書く日々だという。男のほうは満員のライブで「不倫は男の勲章」とばかりに軽いノリでしゃべりまくっている。これでいいのか、と思うのは私だけではないだろう。

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