大女・松下奈緒じゃ無理だった女性教師!違和感だらけのまま最終回も肩透かし
<早子先生、結婚するって本当ですか? 最終回>(フジテレビ系)

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   つまらんつまらんと思いながら、ついに最終回まで見た。最終回もつまらなかった。何故なら、主役の早子先生になる松下奈緒が、悪いが「大女、総身に知恵が回りかね」の体形の上に、学校の先生という職業で、同僚の女先生と結婚を巡って乙女チックな女子会をやるという、おおよそデリカシーのない大おんな女優には不向きな役柄だったからだ。毎回、「何か違う違う」と違和感だらけだった。
   しかも、豆腐屋の両親(尾藤イサオ、松坂慶子)は結構悩まない能天気な夫婦なのだが、34歳にもなる早子のことに、実は心を痛めているらしい。先に嫁いだ妹が出産間近だったが、それが予定日より早く破水してしまってドタバタ。あまり早子の結婚話とは関係のないエピソードに寄り道したりして集中できない。
   肝心の学校職員室での同僚とのやり取りも、現実社会の生きにくさとは関係がなく、三枚目の婚活男(八嶋智人)の嫁探しなど、どうでもいいことばかり。つまり、脚本に筋の通った志がない。松下は人生で初めて長い髪をバッサリ切って演じたという割には、今ひとつこちらに響いてくるものがなかった。演出の責任でもある。
   最後に本命らしい獣医の凪太郎(吉岡秀隆)とのメールを通じたやり取りがあり、また、父親の入院で実家に1人になってしまった早子を凪太郎が訪ねてきて、2人ともが結婚に肯定的だとわかって、終り。肩透かしみたいな顛末である。長い間、見て時間を損した。(放送2016年6月16日22時~)

(黄蘭)

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