加山雄三・上原謙「親子の確執」触れぬヒストリー!虚構の仲良し親子強調笑わせる
<ファミリーヒストリー 加山雄三>(NHK総合)

印刷

   加山雄三のファミリーヒストリーは昨年に1度放送されている。それに新しい事実が出てきたので、加えてまた放送である。父親は言わずと知れた美男俳優の上原謙だが、もともとは鹿児島の豪族の末裔で、祖父は池端清武、父すなわち上原謙は池端清亮、という本名、先祖は薩摩藩下級武士であったそうだ。みんなに清の字がつくのは都から落ち延びた平清盛の末裔であったからとか。今も残っている旧薩藩御城下下絵には池端家の屋敷が160坪だったと書いてあり、第13代将軍・家定に嫁いだ篤姫の世話までした役回りだったらしいという。
   ここまではなかなか面白かったのだが。上原謙の美男ぶりはつとに知られたもので、中でも「愛染かつら」は田中絹代と共に大ヒットした映画だった。母親の小桜葉子もまた名家の出身で、彼女の曽祖父は明治の元勲・岩倉具視である。へえ。
   ところが、後半は妙に上原謙と加山雄三が仲良し親子だったと強調していて、ステージで握手する姿とか、上原が加山の公演を見ていたとか盛んに持ち上げるのだ。変である。われわれ外野の者は忘れていない。上原や加山の武家の商法で巨大な借金を作り、その上、小桜亡きあと、上原がクラブホステスの大林雅美と愛人関係になり、彼女を後妻にして加山とは断絶した。ワイドショーの格好の餌食になって、変な表現だが一世を風靡する猥雑ネタになった。どこが親子の仲がよかった、だ。ここに触れずにヒストリーとは笑わせる。(放送2016年10月6日19時半~)

(黄蘭)

採点:0
日産

   購入者の約8割が「e-POWER」 いったいなぜ? 続きを読む

PR 2016/12/26

インヴァスト証券

   振り返れば、2016年の外国為替相場は6月のEU残留か離脱かを決める英国民投票や、11月の米大統領選など大荒れ。外国為替証拠金(FX)取引で大きな損失を出した投資家も多かった。FXは、専門家ですら為替相場を見誤ることがある、ハイリスク・ハイリターンの投資商品だ。いま、そんなFXでも、初心者がはじめやすいと評判なのが......続きを読む

PR 2016/12/19

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報

向田邦子、阿久悠、秋元康の作品から、現代の女性像を紐解く。

「女性と文化」WEB公開講座
追悼
Slownetのおすすめ記事(提携)
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中