2020年 1月 19日 (日)

保険業界

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急速に進む損保会社の統合

保険会社のパンフレット
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   生命保険各社は危機的な状況は脱しつつあるものの、2004年3月期決算でも大手9社の個人向け保険の保有計契約高は全体で前年同期比5.6%減と、7年連続の落ち込みを記録し、「生保離れ」が続いている。他方、損害保険各社は株価の上昇で、04年3月期決算では大手9社・グループすべてが黒字となったが、保険料収入は微減で、市場全体の頭打ち傾向に頭を痛めている。

   生命保険業界と損害保険業界も、他の金融業界と同様に、金融自由化の埒外にはなかった。この10年、保険会社の統廃合は急速に進んだ。特に損害保険業界の統廃合は目立った。最大手の東京海上火災は日動火災と2002年4月に持ち株会社ミレアホールディングスを設立し、その傘下で経営を統合した。両社の子会社の東京海上あんしん生命と日動生命もその後、ミレア・グループ入りした(その後、合併し東京海上日動あんしん生命に)。東京海上火災と日動火災は2004年10月に合併して東京海上日動火災が誕生した。
   また安田火災海上と日産火災海上が合併し損保ジャパンを設立、大成火災が加わり業界第2位の地位を確保した。財閥系の三井海上火災と住友海上火災が合併して業界第3位の三井住友海上火災が誕生している。

遅れる生保業界の再編

   損保業界の急速な統廃合と比べると、生保業界の再編は大きく遅れている。その理由は、損保会社は株式会社であるのに対して、多くの生保会社は相互会社であるためだ。そうした中でも業界再編は進んでおり、業界大手の明治生命と安田生命が合併して2004年に明治安田生命が誕生。大同生命太陽生命T&Dファイナンシャルの3社は持ち株会社を設立し、経営統合を計画している。生保再編のもう1つの特徴は、破綻した生保会社が外資系の傘下に入って再建を図っているケースが多いことだ。

保険種類別の契約高

   例えば、1997年に破綻した日産生命の既存契約の管理業務を引き継いだあおば生命は、99年にフランスの投資会社アルテミス・グループが買収。さらに2004年11月に米国系のプルデンシャル生命に再買収され、近く合併する。また、千代田生命はアメリカのAIGが買収している。

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