ネット上で盛り上がるテレビ、新聞批判

   ライブドアが強制捜査を受けて以来、マスコミ各社は一斉にライブドア批判、つまりホリエモンたたきを始めた。同時に2005年総選挙でホリエモンを立候補させた武部幹事長ら自民党執行部の責任追及も激しくなっている。ただ、ネット上では、ホリエモンを持ち上げたマスコミにこそ最大の責任がある、という論調がほとんどだ。

ネットの世界ではマスコミに対する見方はかなり厳しい。
ネットの世界ではマスコミに対する見方はかなり厳しい。画像はYahoo! Japan Newsより

   例えば、大手Q&Aサイトではこんなやりとりが交わされている。

●必要以上にテレビにホリエモンを登場させ、ライブドアの株価上昇に貢献してきたマスコミには責任はないのでしょうか?

ニッポン放送TBS買収騒ぎの時や、最近の犯罪被害者の実名を公表するか否か、などが問題になった時に、マスコミは判で押したように、マスコミには政府や行政のやることを監視する責務がある、みたいなことを言いますよね。じゃあ、マスコミのやることは誰が監視するの?っていう話ですよね。

たぶん国民ひとり一人が監視すべきなんでしょうね。でもその結果問題があった場合、それを誰に言えばいいのでしょう?苦情の電話でもすれば何かが変わるのでしょうか?そんなもの視聴率の前では屁のつっぱりにもなりませんよね。

私は今の時代、ペンが剣より極端に強くなりすぎているような気がしてなりません。危機的状況かも、なんて思ったりしてます。

テレビ局は都合のいいときだけ「社会の公器」などと言いながら、全く責任など感じていないようです。要するにショーとして面白ければいいということでしょう。

「豚は太らせてから、丸焼きにした方が美味しい」ということです。それを面白がって見る国民もアホですが。

視聴率ベースで動いているのがテレビマスコミですから。&持ち上げまくってたマスコミ人は内部で今頃、かたみの狭い思いをしてるんじゃないでしょうか。

   マスコミに正義などなく、「ただ、売れればいい」と考えているだけ。こうした冷ややかな見方ばかりなのだ。Q&Aサイトはまだ行儀がいい。掲示板となると、もっとすさまじい。具体的に人名を挙げて、槍玉に挙げる。テリー伊藤とか竹村 健一といった「A級戦犯」の名前がずらりと並んでいる。中には「マスコミは、やくざ者より始末におえない悪辣な存在」 と書き込んでいるケースもある。 東京地検特捜部の検事がいったとされるフレーズだ。
こうした中では、政治家の責任も影が薄くなっていく。
堀江容疑者が逮捕された翌日の1月24日。麻生外務大臣記者会見の模様だ。

(問)ライブドアの堀江貴文社長が逮捕されましたが、この事件についての受け止めは。

(外務大臣)マスコミも随分はやしてましたものね。一番煽っておられた貴紙の感想はどうですか。

(問)去年の衆議院選挙で、武部幹事長をはじめ、自民党執行部が公認はしませんでしたが、 堀江社長を応援していたという責任についてはどのようにご覧になっていますか。

(外務大臣)犯罪を犯しているということを見抜けなかったという点においてはマスコミと同じかもしれませんね。

「麻生はうまいなあ。この発言をマスコミは絶対報道しないだろうが」。この問題については似たような書き込みがほとんどだ。本来なら、肩透かしみたいな麻生外務大臣の発言が「やったね」というように、喝采をあびているのだ。

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