2024年 4月 29日 (月)

10代目新カローラ 世界同時「生産開始」

「感性性能の向上」にも取り組む

   カローラは日本国内で過去40年間に36回も年間販売台数トップに立った車だ。トップを取れなかったのは、発売直後に「コロナ」を下回った3年間と、ホンダの「フィット」に抜かれた02年だけだ。モデル末期の06年でも4月と7月の2回だけ「ヴィッツ」にトップの座を譲ったが、1月からの累計ではヴィッツの台数を10%以上上回っている。
   トヨタでは現在、「日本で一番愛されたカローラ」キャンペーンを展開中。これはイメージアップが目的だが、これに加えて、カローラ店では新型投入に合わせて特別ローンの設定など記念キャンペーンの展開も計画しており、トップセールスカーの座の堅持にはぬかりない。
   10代目の開発総責任者を務める奥平総一郎エグゼクティブチーフエンジニアは新型カローラのコンセプトを「インパクトある先進性で、時代をリードするコンパクトカーの創造」と説明した。基本性能である安全・環境・信頼性に加え、「五感に訴える感性性能の向上」(奥平氏)という新しいテーマにも取り組んでいる。

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