2024年 5月 2日 (木)

auとボーダフォン 顧客争奪で「中傷合戦」

ソフトバンクは巻き返しにどんな手を用意しているのか

   また、通信速度を大幅に早めた3.5世代携帯(HSDPA)を、満を持して投入。「着歌フル」など得意の音楽サービスを高速でダウンロードできることを売り物に既存のauユーザーのつなぎ止めと、ソフトバンクやドコモからの顧客奪取に万全の体制を敷いている。

   これに対し、ソフトバンクはシャープと組んだワンセグ対応の「アクオス携帯」がヒット商品になったものの、動向が注目を集めている米アップル・コンピュータの携帯音楽プレーヤー「iPod」と一体化した新型携帯の実現のメドがなお立たないなど、"攻め遅れ"の感は否めない。「アクオス携帯」も独占契約でないため、auも同型機種を近く発売する見通しで、この面の優位性も薄れそうだ。

   J-CASTニュースに対し同社の幹部は「番号ポータビリティの料金体系やサービスを打ち出すのは10月になってからでも遅くない」と語る。巻き返しにはたしてどんな手を用意しているのか。

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