2019年 10月 14日 (月)

SCE久夛良木社長 波紋呼ぶ「ひとこと」

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   ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が「PS3」の欧州での発売を、「部品不足」の理由から、07年3月上旬に発売を延期すると06年9月6日に発表した。欧州での発売延期の発表はこれで2度目。ソニーに生産を任せているSCEの久夛良木健社長は記者会見場で「 (ソニーが部品の量産を)できないということは何か能力が欠けているのだろう」などと発言、「グループに不協和音」が生まれていると報じるマスコミも出た。

   親会社ソニーに対するやるかたない不満なのだろう、久夛良木社長はSCE本社でソニーに対する批判の言葉を並べた。日本経済新聞(06年9月7日朝刊)によれば、発言の要旨は以下の通りだ。

「ソニーには何か能力が欠けているのだろう」

SCE・久夛良木社長の「ひとこと」に波紋がひろがる
SCE・久夛良木社長の「ひとこと」に波紋がひろがる
「(ソニーが部品の量産を)できると言ったからSCEは出荷計画を発表したが、できないということは何か能力が欠けているのだろう」「ソニーの物作りの力が落ちているのではと問われれば、きょうの時点ではそのとおりと言うしかない」

   ほとんどゼロからSCEを立ち上げ、ソニーグループの基幹事業にまで育てた久夛良木社長。その実績からソニー本体の副社長まで昇ったが、05年4月、経営陣刷新に伴い退任。PS3に賭けたが、Blu-ray Disc(BD)の規格策定の遅れなどから06年春の発売を同11月11日に延期。しかも、100万台の国内初回出荷予定を僅か10万台に縮小。さらに今回、「青色半導体レーザー」の量産が遅れ、欧州での発売を再延期するため「謝罪」をしなければならなくなった。そうした無念からくる怒りの矛先がソニー本体に向かったとしても不思議はない。

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