2024年 4月 20日 (土)

ビートルズ演奏で逮捕! 「なぜだ」という素朴な疑問

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ネット上では、JASRAC批判の声が上がる

   一方ネット上では、この事件についてJASRAC批判の声が上がっている。
   ネット上の掲示板2ちゃんねるでは、

「じゃスラックってまるでたかりだな・・・」
「音楽って誰のものなんだろなホントに 皆が自由に楽しむことを作り手も望んでいるだろうに それが単なるずる賢い金儲けの道具にしか使われていないことは悲しむべきことだ」
「たとえ商業利用であっても、自分の店でハーモニカを吹くことが、どうビートルズの商業活動を邪魔したことになるんですか?」
「ハーモニカを吹いた73歳の爺さん1人を逮捕して、『見せしめ』に牢屋に入れるという行為の是非を問いたいそれは人間として正しい行為と本当に思っているのか」
「JASRACは、日本の音楽文化を消滅させようとしてるのか?」

   など、逮捕された飲食店経営者への同情の声と、JASRACへの批判のカキコミが多く見られる。

   「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」の発起人で、IT・音楽ジャーナリストの津田大介さんは今回の事件について次のように述べる。

   「(JASRACに払う使用料については)金額の妥当性や音楽の自由を主張する人は多くいる。実際ライブハウスなどでの(生演奏の)徴収の仕方はあいまいで、またそうやって徴収せざるを得ない面があるのも確かだ。あいまいなシステムであいまいに分配しているというシステムに対する不満を持っている人が多いというのが問題だ。そのあいまいな部分を演奏者、権利者、消費者のあいだでもっと議論し、時代に合わせた制度にしていく必要性がある」
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