りそなを除く5グループが増配
一方、本業のもうけを示す業務純益は落ち込んだ。「りそな」を含めた全グループは日銀のゼロ金利政策解除に伴い、国債などの運用環境の悪化、銀行間競争に伴う企業向け貸し出しの利ざや縮小などを克服できなかった。
07年3月期の最終利益予想は6グループ合算で2兆9,600億円で、過去最高益だった06年3月期の3兆1,215億円を下回る見通し。大手銀が「まだ『病み上がり』である」(みずほFGの前田晃伸社長)ことを裏付けたものの、世間の儲け過ぎ批判に応え、りそなを除く5グループが前期末より増配を決めた。
また、三菱UFJがコンビニのATM(現金自動受払機)手数料の無料化、みずほがATMの稼働時間延長など顧客還元を打ち出し始めた。ただ、預金金利の超低金利が続くのは変わらず、顧客満足度を高める道は遠い。