2024年 4月 20日 (土)

復党問題 ネットでは中川幹事長が圧勝

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復党側は公式サイトでも「だんまり」

   それに対して、復党を希望した12人の側はどうだろうか。

   古屋圭司議員江藤拓議員は、「無所属だと、党に所属するのと比べて活動が制限される」などと、支持者に復党への理解を求めるコメントを掲載しているが、残り10名については、復党願を提出したことに関する記述は見あたらない。保利耕輔議員に至っては、公式サイトの存在すら確認できない。

   「政治には情というものがある」と、復党を後押しした中川昭一政調会長のウェブサイトでも、持論の「核議論」についての記述は散見されるが、「復党問題」についての言及は見あたらない。
   「復党派」は、ネット上では、ほぼ沈黙していると言って良さそうだ。

   今回の復党で、議席を追われる側に回る「小泉チルドレン」からも、ネット上では声は上がってこない。例えば、小泉チルドレンの集まり「83会」のことをブログで「まるで学級会」と揶揄してみせた杉村太蔵議員のブログも、「パクリ疑惑」で一時閉鎖に追い込まれた経緯があり、今となっては、必修漏れ問題やタウンミーティングのやらせ問題などについて、4本の記事が掲載されているだけだ。

   そんな中で、「復党問題関係者」のブログで出色なのが、「刺客」として送り込まれた片山さつき氏に選挙で敗れた城内実・前衆院議員だ。「平沼赳夫先生あっぱれなり!」というタイトルで、こう書いている。

「今回誓約書を出した11名はそれぞれ個々人の事情があるから、誓約書の提出についてとやかくいうつもりはない。しかし、平沼赳夫先生一人だけ出さなかったのは本当にあっぱれである。感動した」

   復党と直接の関係が無くなると、声を大にして発言できる、ということなのかもしれない。

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