2024年 4月 26日 (金)

石原真理子と付き合った 人気歌手Kは近藤真彦?

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「石原さんの英語、安倍総理よりずっと上手かった」

   記者会見で質問をしていたカナダ人ジャーナリストのベンジャミン・フルフォードさん(45)は、J-CASTニュース記者などに対して

「石原さんの英語は、10点満点で言うと8点。安倍総理よりずっと上手かった。ただ、もっとストレートに言えば良かったのではないか、と思う。日本語の回りくどさが、英語にもあらわれてしまったように思う」

   などと話した。さらに、

「石原さんのことは、今回の報道が出るまで知りませんでした。今日の会見では、現役の外国人ジャーナリストは5人ぐらいしかいませんでしたよ」

   と、満員だった記者会見場の様子は、特に外国メディアの関心の高さを示すものではない、という見方を示した。記者会見で質問をした英フィナンシャル・タイムスの記者は、「GDPのデータを発表する記者会見が予定されていたが、あえてこの会見に来た」と話していたが、これはかなりの例外のようだ。

石原さんと記者団とのやりとりは以下のとおり。

――日本の芸能界とヤクザについて、何か話せることはあるか。

そういうことについては、触れてはいけないと言われた。以前、ヤクザのガールフレンド役をやったことがある、ということぐらいしか言えない。

――暗黙のルールのひとつとして、業界の中で活躍を続けるのであれば、秘密を守る、ということがある。芸能界の中で多くの人が怒っていると思う。出版の前に、芸能界から何らかの圧力、脅しは無かったのか。

(脅しは)全くなかった。

――週刊新潮では、「本に登場した『Kさん』は近藤真彦さん」と書かれているが、これは本当なのか。イエスかノーでご回答を。(会場内爆笑)

イエスかノーか、なんて言えない。

――スピーチの中で、自分が苦労した、という話をしていたが、日本や米国でセラピー(カウンセリング)を受けたりはしたのか。

そういうことはしていない。自分自身で答えを見いだした。マイナス思考からプラス思考に、考え方を変えた。どうせ生きるのであれば、前向きに生きようと思った。自殺を考える人間には「生きるか死ぬか」という二つの選択肢があるが、私は「死ぬ」という選択肢は取らないということに決めた。どうせ生き続けるのであれば、前向きに生きていきたいと思った。

――苦しんでいる時には、宗教を考えたことはあるのか。

人生のある時期に、ある宗教に入っていた。

――帰国後の記事を多く読んだが、米国での15年間ではどう過ごしていたのか。仕事はしていたのか。

渡米前10年間、日本で働いていて蓄えもあったので、渡米してすぐに働かなければならない、という状況ではなかった。16歳の時に芸能界に入ったが、高校を卒業したら大学に入りたいという夢を持っていた。そこで渡米して大学に入った。大学を卒業してからは、演じることをしたい、という気持ちを持っていた。芸能界に戻りたい、という気持ちではなかったが、「演ずる」ということに魅力を感じていた。スタジオの雰囲気を味わいたい、ということで、(「演じる」ことに関連する)関連する仕事をしていた。エキストラではなく、小さな役、いくつかせりふがあるような役を引き受けていた。「カメラガール」と呼ばれる、劇場のショーなどで、お客さんの反応を写真に撮って、販売するという仕事をしていた。何かをしたいとは思っていたが、別にマクドナルドで働きたかった訳ではないので、そういう(「演じる」ことに関連する)雰囲気を味わえるところで仕事をした。15年間での一番の目標は「普通の人間(ordinary person)」になりたい、ということ。人間(human being)として生きたい、と思った。

――「これは言ってはいけないと言われた」ということを複数回言っているが、具体的には誰から指示を受けているのか。

私を守ってくれる人から、そのようなアドバイスを受けた。

――事務所や出版社も含めて?

私を守ろうとしてくれる色々な人から。

――スピーチの中で「自分が誤解されている」という発言があったが、本の内容を見ると、深刻な内容を取り上げよう、としているように見える。だが、実名が出ていない人について、今後はどうするのか。本の売り上げを促進するために、名前を明らかにしていく、ということは考えているのか。でも、それをやると、元々の深刻な問題を取り上げたい、という気持ちが損なわれるのではないか。

実名については、本の中に書いてあるので、実名はこのような(記者会見の場で)言う必要はないと思っている。彼らは、自分にとって大切な人。自分がトラウマで苦しんでいるときに私を救ってくれた、と思っている。そういう人たちの関係、親切さがあったから、私が再び人間や男性を信頼できるようになった。感謝の気持ちを表したいので、ただ「Tさん」などで済ませたくない、と思った。敬意を表したい、ということで名前を入れた。

――やっぱり、Kさんが誰なのか知りたいですね。

(会場に笑い)

――本が出てから、現役の女優・俳優さんから、「私も困っていた」といった質問はあったのか。

本に関係する人には、事務所を通して連絡した。基本的には自分の人生なので、書いて良いのではないか。真実ならば、書いても良いのではないか。

――質問の趣旨と答えが違う。現役の女優さんから「ハラスメントを受けていた」といったコメントはあったのか。

直接はないが、間接的に「本を出したのは良いことだ」ということは聞いている。つまり、日本の芸能界をもっとオープンにするために、この本は良いのではないか、ということは聞いている。

――日本で活躍していた時に「奇行女優」「変人」といった呼ばれ方をしたが、今振り返ってみて、どうしてそのように言われたと思うか。何か説明・反論をお願いしたい。

答えは本の中に書かれている。基本的に誤解されたのではないか、と思う。いくつか、私を描写する言葉が使われたが、私の行動を描写した言葉ではないと思う。私の真実を理解して使われた言葉ではない。当時は「突然、撮影中に現場を離れてしまう」などと言われたが、一切そのようなことはしていない。私以外で、そのようなことをした人は知っているが、その人の名前は、ここでは言えない。そういう(「奇行女優」という)イメージを持たれていたのかもしれないが、仕事に対しては責任を持ってやってきた。誤解が非常に多かった、と思っている。振り返ってみると、誤解されていたという状況に対して、もっと強く反論すべきだったかもしれない、とは思う。もしかしたら、やさし過ぎた(too kind)のかも知れない。言わせておけば良い、と思ってしまったのが良くなかったのだと思う。当時は「変わっている」「無責任」と言われたが、私の行動は、それとは全然違った。本を書いた重要な理由は、「真実を知ってもらいたい」ということ。当時は言えなかったこと、誤解を解けなかったことなどを、この本を通して誤解を解きたいと思った。自信を持って言えることだが、時間がかかるかも知れないが、この本を通して真実を言い続けることによって、今までの誤解が解けると思う。
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