2020年 10月 31日 (土)

「自殺の他に責任の取り方ある」 松岡農水相自殺に冷ややかな声

家計を圧迫する固定費支出!保険の見直しで貯蓄率UPできるかも!?

   事務所の光熱費問題や「緑資源機構」の官製談合事件とのかかわりをめぐって、世論からの非難が強まっていた松岡利勝農林水産相が、07年5月28日、議員会館で首をつっているのが発見され、間もなく死亡が確認された。死亡した日にも、週刊誌が新たな疑惑を提起するなど、「スキャンダルまみれ」の末の自殺と言えるが、「他に責任の取り方があると思う」と、自殺を冷ややかに受け止める声も上がっている。

現職大臣の自殺は戦後初めて

「ナントカ還元水問題」の国会での解明は困難に
「ナントカ還元水問題」の国会での解明は困難に

   松岡農水相は2007年5月28日午前10時ごろ、港区赤阪の議員宿舎で秘書と打ち合わせをし、正午過ぎに出かける予定だったが、部屋から出てこなかったため、秘書とSPが様子を見に行ったところ、リビングのドアのちょうつがいにヒモをかけて首を吊っていたという。 新宿区信濃町の慶應義塾大学病院に運ばれたが、14時過ぎに死亡が確認された。現職大臣の自殺は戦後初めて。

   松岡農水相は 光熱費や水道代がかからない議員会館にしか事務所をかまえていないにもかかわらず、政治資金収支報告書に多額の光熱費を計上していることが問題視され、松岡農水相は「水道はナントカ還元水とかをつけている」という答弁をしたことから、「ナントカ還元水問題」として、野党からの攻撃を受け続けてきた。また、独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件でも、同機構の建設工事を請け負った熊本県内の業者などから政治献金を受けていたことが明るみに出ており、批判の対象となっていた。

   さらに、5月28日発売(首都圏)の週刊誌2誌も、新たな疑惑を提起していた。
   週刊現代6月9日号は、「松岡利勝農水大臣の『領収書』の研究」と題し、総務省政治資金課で資料を調査した結果をまとめている。それによると、同氏の政治資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」の政治資金収支報告書が、03年から05年の3年間で142箇所も修正されていたことを指摘、「松岡氏が日常的にいい加減な政治資金の収支報告を行っていることの証拠」と断じている。さらに、領収書の添付が義務づけられている飲食費(1回あたり5万円以上)を調査、支払額の多い順に飲食店のランキングを掲載している。支出額が「30万円」との記載がある宴会場の広報担当者は同誌に

「この数字がどこから来たのかよくわかりません。ウチの宴会場をご利用される場合、1回についき50名様以上という決まりがあって、その場合の会計は50万円以上になるはずなんです」

と説明し、数字のつじつまが合わないことを指摘。会計の不透明さを批判している。
   また、週刊ポスト6月9日号は、「『松岡農水相の急所』押収資料はこう消えた!」という特集を掲載、緑資源機構の官製談合事件の捜査のために、東京地検が公正取引委員会から預かっていた資料を紛失した事件について報じている。それによると、段ボール200箱分の資料のうち、「特A級の重要資料」1箱分だけが忽然と消えたとしている。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
お知らせ
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中