2020年 8月 4日 (火)

研究材料「イヤ!」 お客から松井証券に問い合わせ殺到

家計を圧迫する固定費支出!保険の見直しで貯蓄率UPできるかも!?

   松井証券一橋大学大学院が2007年5月30日に発表した「行動ファイナンス」の共同研究をめぐり、個人投資家の株式売買データを提供する松井証券に、投資家からの問い合わせやクレームが殺到し、6月6日付で同社は無期延期を発表した。研究用に提供した個人情報が、本当に本人が特定できないようになっているのか、また研究の目的以外に情報が利用されるケースはないのか、を顧客は心配している。

「行動ファイナンス」は人の心理から投資を考える研究

「行動ファイナンス」の共同研究をめぐって問い合わせが相次いでいる
「行動ファイナンス」の共同研究をめぐって問い合わせが相次いでいる

   研究テーマである「行動ファイナンス」とは、投資家が株式を売買する際に、人間の心理的なバイアスに起因する投資家の非合理的な行動を明らかにする研究。松井証券は、投資家は100人いれば100通りの投資スタイルがあると考えていて、市場価格がすべての情報を合理的に織り込んで効率的に決定されるという「効率的市場仮説」が必ずしも正しいというのはむずかしいとみている。同社はこの研究を深めることで、「顧客の潜在的なニーズを汲み取り、さらによいサービスの提供に資する」としている。

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