2018年 10月 20日 (土)

あまり静か過ぎて起こる ハイブリッドカー意外な「死角」

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   「地球に優しい」ともてはやされるハイブリッドカー。エンジンと電気モーターを併用して走るため、低燃費に加えて騒音が小さいことも特徴のひとつだが、一部の消費者から「知らないうちに、すぐ後ろに来ていて驚いた」との苦情も寄せられる。自動車業界と、自動車製作を法令で所管する国土交通省は対策を練っているが、妙案は浮かばないようだ。

音色の優しいクラクションをつける、という奇策

「ハイブリッドカーに音色の優しいクラクションを」との要望も
「ハイブリッドカーに音色の優しいクラクションを」との要望も

   国交省の審議会は2006年夏、「交通事故のない社会を目指した今後の車両安全対策のあり方について」と題した報告書のなかで、「ハイブリッド自動車を含む電動車両に関し、その静粛性ゆえ歩行者からの認知が遅れる懸念がある」と指摘し、対策作りに向けた検討を求めた。実際、メーカーの元にはハイブリッドカーの所有者から「歩行者がなかなか気づいてくれないが、クラクションを鳴らすのも気が引ける。音色の優しいクラクションをつけてくれないか」といった要望が来ているという。

   報告書を受け、国とメーカーで作る日本自動車工業会はさっそく検討を始める。まず、ハイブリッドカーは本当に歩行者の認知が遅れるのかどうかの検証だ。事故統計上、ハイブリッドカーが普通のガソリン車より歩行者とぶつかる事故が多いなどの傾向は確かめられなかったが、走行実験では、とくに時速15km以下になると、後方から接近するハイブリッドカーを認知できない人が増えた。

   自転車と同じくらいのスピードだが、何しろクルマは重さ1トンを超える物体だ。日本自動車工業会は「ぶつかった歩行者が転倒して頭を強打する可能性もある」として、対策の検討に入った。

   しかし、これが意外と難しい。まず、冒頭の要望にもあった「音色の優しいクラクション」だが、道路運送車両法に基づく保安基準でクラクション(警音器)の音色や音量が決められているうえ「警音器と紛らわしいものを備えてはならない」と二重装備が禁止されている。これらは法改正をすれば済む話だが「クラクションは運転者が操作して音を出すもの。つまり、歩行者の安全を運転者任せにしているとも言え、これで対策は万全とは言いがたい」(自動車メーカー)という根本的な問題がある。

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