2024年 4月 20日 (土)

日韓交流碑「削除」騒動 民団「右翼に屈した」と激怒

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「我々は総合的に判断している」

   琴浦町はJ-CASTニュースの取材に対し、

「町民の方がバタバタしてしまうのは良くないので、変わることはないと思う。これで、(これまでのゴタゴタを)解決したい」

と述べており、あくまでこの修正案で最終的な「解決」を図りたい考えだ。
   しかし、この修正案に対し、在日本大韓民国民団鳥取県地方本部は「怒り心頭」の様子だ。

「とんでもないですよ。(今回の修正は)右翼の街宣活動に屈してしまったもの。設立の際にそれぞれの想いがあって『日本海』『東海』と入れたものだ。今後(韓国と)国際交流しないということで、『日本海』にするという話なら理解できる。だが、交流するのであれば相手を思いやらなければならない。認め合って尊重し合ってこそ国際交流できるというものだ」

   民団鳥取県地方本部は6月27日に琴浦町に対し、表記を元に戻すように抗議を行うほか、同町と意見交換をすることを明らかにした。
   修正案が「右翼に屈してしまった」かどうかについて、琴浦町は、

「そういう意味ではない。民団さんの『想い』もあるんでしょう。我々は総合的に判断している」

と否定している。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中