2024年 4月 26日 (金)

ゆうこりんも「行った」 世論調査「投票行く」が8割

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   投開票まであと10日あまりとなった第21回参議院議員選挙だが、各世論調査では「投票に行く」との声が8割を超え、高投票率が予測されている。各地の選管は、これまで投票率が低かった若年層をターゲットに投票を呼びかけている。そんな中、ある若手芸能人も、早速、期日前投票を済ませたことを明らかにした。

お笑いタレントの「ガンダムCM」で呼びかけ

山形県選管のCMにも、多くのコメントが付いている
山形県選管のCMにも、多くのコメントが付いている

   時事通信が2007年7月6日から9日にかけて行った世論調査によると、投票に「必ず行く」または「できるだけ行く」と答えたのは、合計で85.3%。一方、ヤフーが6月22日から7月11日にかけてネット上で行ったアンケートでも、「行く」との答えが8割を占めた。

   そんな中、比較的投票率が低いと言われる若年層をターゲットに、奇抜なCMを流す地域もある。山形県選挙管理委員会は、機動戦士ガンダムの主人公、アムロ・レイの物まねで知られるお笑いタレントの若井おさむさんを起用し、話題を集めている。CMでは、若井さんが地球連邦軍の制服姿で、山形駅前や温泉をバックに

「主人公は君たちなんだ。めんどくさいとか無関心だなんて言ってられない!選挙、行きまーす!!」

などと、微妙に「脱力系」な呼びかけをしている。このCM、誰かの手によって早速「ニコニコ動画」にもアップロードされ、大量にコメントが付いている。罵詈雑言が飛び交うこと多い同サイトだが、今回は「頑張れ若井」「山形いいな」などと、肯定的な声も少なくない。

   選管では、

「20代~40代前半の投票率が比較的低いので、力を入れてアピールしたいと思っていたんです。今回持ち込まれた企画では、今回のターゲット層とほぼ同じ、ガンダムを知っている世代にアピールすることができたのではないかと思います。反響は多く、『何だこれは??』という声がある一方で『インパクトがあって良い』『投票に行く気になった』と言った声もあります」

と話している。公示が行われた7月12日から投開票日の7月29日まで、県内の民放でテレビでは400回、ラジオでは110回放送される。

父親に促されて、「期日前」に初めての投票

   そんな中、「天然ボケ系アイドル」として知られる小倉優子さん(23)も、自らの初めての投票体験をブログで披露している。小倉さんは7月16日に「☆選挙☆」というタイトルの記事を掲載、

「行ってきたりんこ(^-^)/
お父さんに、もう24歳なんだから一回も選挙に行ってないなんてダメって言われまちた(>_<)
恥ずかしながら、初めての選挙でちた(;_;)
緊張しちゃったぁ!!」

と、父親に促されて、初めての投票を期日前投票で行ったことを明らかにしている。「期日前投票受付中」と書かれた看板を前にポーズを取った写真も掲載されている。ただ、この看板には「茂原市選挙管理委員会」の文字が。投票は自分が住民票を置いている地域でするのが一般的なので、少なくとも「こりん星」には住民票はないようだ。

   その一方で、自民党公認で東京選挙区から出馬している丸川珠代候補(36)は、03年6月ニューヨーク勤務から帰国したが、07年1月まで住民票の転入届を出しておらず、自らの期日前投票が出来ないという失態を演じている。これは、丸川候補が帰国以来3年以上、全く投票に行っていないということを意味しており、「自分が投票に行っていないのに人に投票を呼びかけているのか」との声もあがりかねない状況だ。

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