2024年 4月 20日 (土)

ベネトンやエルメスまで登場した セレブご愛用「エコバック」人気沸騰

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

2100円のバッグに6万2000円の値段が付く

   「I'm Not A Plastic Bag」は7月19日午前10時、アニヤ・ハインドマーチジャパンのHPからインターネットでも販売された。アニヤ社の親会社であるレナウンの広報担当者は、「発売開始から15分後にはサーバーに過度な負荷がかかってきて20分にはアクセスを拒否。その後もシステムが復旧できず、完売の告知ができたのが54分後でした」と説明。約20分で完売したとみている。

   伊勢丹新宿店や玉川高島屋など全国12カ所の百貨店での販売もすでに完売。数量限定なので、国内ではネットオークションなどにかからない限り手に入らない。そのオークションサイトでは、19日のヤフーオークションで2100円のバッグに6万2000円の値段が付いて落札された。海外のネットオークションでは、定価の10倍以上の値が付いたとの報道もある。

   たしかにレジ袋を有料化するスーパーが増えてきているし、「レジ袋、いりますか」と尋ねられるケースが増えてきた。6月は環境月間だったが、環境省の調査では消費者の6割が「マイバッグ」を持って買い物に行くことが明らかになっている。レジ袋の有料化にも約半数が賛成している。

   ブランドも続々参入。ベネトンはカラフルな10色を用意した「キッチンエコバッグ」を500円で販売。エルメスは、高級ブランドらしく15万8550円のエコバッグ「シルキーポップ」を発売し、話題になっている。ブランド物をありがたがる日本人を狙い撃ちしたとも思えるが、「15万円の買い物袋に、いったい誰がネギや大根を入れて持ち歩くのか」考えると、なんだか不思議だ。

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