2024年 4月 26日 (金)

テレビ局「選挙特番」ウォッチ テレビ朝日・選挙ステーション
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「中間テストで大赤点なんだから、解散総選挙ですよ」

   0時30分から始まった第2部は、田原総一朗司会の徹底討論。「朝まで生テレビ」の選挙版だ。各党の衆院議員や参院議員(非改選)が出演して今後の政局について論じた。

   最大の焦点は、やはり安倍首相の責任論だ。首相自身は開票中の段階で早々と続投の意向を表明したが、大勝した民主党は超強気。枝野幸男衆院議員が「中間テストで大赤点なんだから、解散総選挙ですよ」と鼻息荒く言えば、蓮舫参院議員も「負けた責任を取って続けます、というのはどういうことか分からない」。さらに、前民主党代表の前原誠司衆院議員も「安倍さんは、『小沢さんを取るか、自分を取るかはっきりしてくれ』と言って負けたんです。負けたんだったら、責任の取り方は自ずと明らかだと思う」と述べた。

   一方、自民党の議員たちは最初「野党にとやかく言われる筋合いのものではない」と反論していたが、しだいに劣勢に。かつて小沢一郎民主党代表と行動をともにしたこともある船田元衆院議員は「総理としての立ち位置を考えないといけない」と微妙な言い方をした。また自民党の盟友・公明党の高木陽介衆院議員も「私の口からは言い辛いですが、選挙戦で安倍さん自身が『小沢さんか、私か』って問いかけちゃった。政治家は言葉が命なので、公の場で言った言葉に対しては責任を取っていかなければいけない」と退陣論をにおわせた。

   こうなってくると、衆議院の解散、総選挙も視野に入ってくる。その時期はいつか?

   第1部から連続出演していた朝日新聞編集員の星浩は「遅くても来年の夏でしょうねぇ」。それに対して、司会の田原総一朗は「僕は年内だと思う。だって、来年になったら空気が変わっちゃうもん」。

   はたして田原の予想どおり、年内解散といくのだろうか?

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