2024年 4月 27日 (土)

渡辺主筆の大連立「政治介入」 ネット上では批判目立つ

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「不適切だと思う」が93.1%

   NHKディレクター出身で現在、上武大学大学院教授を務める池田信夫氏は11月8日自身のブログの中で、

「渡辺氏が話をもちかけたとすれば、読売の『小沢氏は真実を語れ』という記事は何なのか。現場が経緯を知らなかったとしても、主筆がそれを放置して、記者会見で読売の記者が『当社の報道を誹謗したのは許せない』などと質問するのは、小沢氏が怒るのも当たり前だ。今回の渡辺氏の行動は、取材者として一線を超えている。しかも、それを自社の記者にも隠しているとしたら、ジャーナリストとしての立場より自民党のエージェントとしての立場を優先したことになる」

と述べている。読売新聞主筆の立場よりも「政治家」としての立場を優先したとすれば、三宅氏の言うように「日本のために危機感を持ってやった」ということで正当化されるのか否か、意見が割れそうなところではある。

   しかし、ネット上では圧倒的に「不適切」といった意見が多いようだ。ライブドアの世論調査「ナベツネの"政治介入"、問題ない?」では、「不適切だと思う」が93.1%で、「問題はないと思う」が4.13%だった(2007年11月9日夕方現在)。この世論調査のコメント欄には、「一党独占や大連立は間違い」「マスメディアの介入なんて言語道断」「政治に介入したければ議員になればいい」といった書き込みも相次いでいる。

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