DVDに写真集発売「ねこ鍋」 「癒される」ブーム「発火」
2007.11.11 14:05
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大阪から広まった「猫カフェ」
「ねこ鍋」の影響か、メディアでも、ネコが脚光を浴び始めた。
例えば、2004年に大阪から広まった「猫カフェ」。テレビや新聞などで紹介され、07年9月15日には竹書房から同名の単行本まで出版された。猫カフェとは、コネコたちと遊びながら寛げる喫茶スペースのことだ。さらに、東京・お台場にあるネコのテーマパーク「ねこたまキャッツリビン」がスポットライトを浴びたり、和歌山県の無人駅の貴志駅で駅長を預かる三毛猫たまの写真集「たまの駅長だより」が集英社から10月10日に発売されたり。最近は、ネコもびっくりするような騒がしさになっている。
なぜ、ネコが今こんなに人気を集めるのか。ネコに詳しいある獣医は、次のようにみる。
「核家族化や一人暮らしのお年寄り増加で、人々がペットに癒しを求めるようになりました。家族の一員として、子どものように思っている人が多いようです。犬は1日に1、2回散歩させる必要がありますが、ネコはそれほど運動を必要とせず、室内で飼いやすいこともあります。特に、コネコはそれほど手間がかからないので、飼う人が増えているようですよ」